ゼルビアが町田にフットサル場をオープンさせた意味(1)

町田といえば、フットサルではペスカドーラ、サッカーではJFLのゼルビアだが、自前のフットサル施設をオープンさせたのは、ゼルビアだった。これはいったい・・・

 

ゼルビア町田が、市内に屋外2面のフットサルコートをオープンした。

今シーズンからJFLに昇格し、Jリーグ準加盟となった。そうした状況下で体制強化を図るゼルビアは、この3月に小田急電鉄や玉川学園からスポンサードされることを発表して話題となった。

>関連記事・「弱みを強みに」 町田ゼルビアの巧みなスポンサー戦略

この記事では、

経済状況の急速な悪化に伴う広告不況がスポーツ界にも深刻な影響を及ぼしている中、JFLクラブの胸スポンサーに小田急のような大企業が名乗りを挙げるのは、極めて異例なことである。

と、大口スポンサーをとりにくいベッドタウン町田にあって、こうした協力関係を築いたすぐれた戦略を評価している。

 

そのゼルビアが、フットサルコートをオープンする。働くのはゼルビアの現役選手たち。総合型スポーツクラブを目指すゼルビアは、アスレチッククラブやスポーツスクールを運営し、市内各所でサッカー教室を開催している。

20年の歴史を持つサッカークラブと、3年目のフットサルクラブでは、市内での認知度や、運営基盤に差があるのは仕方ない。
だが、サッカーのゼルビアが「フットサル」の施設をオープンさせ、そこでサッカー教室、フットサル教室を開催するとなると、これは重く受け止める必要を感じる。

 

藤井健太選手のインタビュー内にもあるように、若手育成には時間がかかり、現在の競技フットサルの世界では、そうした育成がうまくいっているとは言いがたい状況だ。

 

フットサルは従来の学校体育や部活が起点となって広がったスポーツではない。
「フットサル施設」を中心にして、サッカー選手たちが独自のネットワークを築き、そこからいくつもの競技志向チームが生まれて今日に至っている。

今でこそ競技志向のチームは、人工芝のフットサル施設では試合をしないが、フットサル施設は競技フットサルの誕生の「場」である。

現在も、フットサル施設は、Fリーグクラブなどがスクールやクリニックを行う場としての機能は持ち続けており、「コーチが試合で活躍する」という「身近な距離感」を作り出している。

 

Jリーグクラブも、川崎フロンターレがフットサル施設を運営したり、他のクラブも施設を使ったスクール展開はしてきた。

しかし、今回のゼルビアの案件は、これまでとは違う意味合いを持つのではないかと筆者は考えている。

(つづく)

 

 

【本エントリの著者】
伊集院透
URL:
  • Hatena ブックマークに追加
  • del.icio.usに追加
  • POOKMARK Airlines へ追加
  • livedoor クリップへ追加
  • @niftyクリップへ追加
  • newsing へ投稿
  • Buzzurl にブックマーク
  • Choix へ追加
  • Furl へ追加
  • Blinklist へ追加
  • reddit.com へ追加
Related Posts with Thumbnails

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.futsalnet.com/mt/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/218

コメント[1]

非常に興味深いテーマですね。町田市の中でゼルビアとぺスカードラが「共存・共栄」していくことは難しいのでしょうか…。

コメントする


画像の中に見える文字を入力してください。

各記事をTwitterへリツイートして話題を広げてみませんか?
フットサルネットをフォローしてみてください
ハッシュタグ #futsalnet でつぶやくと本ページに流れます!やり方など詳細は
フットレポブログでフットボールの今を知る。

アディダスフットサルパーク川崎
アディダスフットサルパーク川崎が12/10オープン!
横浜・桜木町にある多目的フットサルコート・キャプテン翼スタジアム
横浜・桜木町にある多目的フットサルコート・キャプテン翼スタジアム

協賛一覧

FFC柏
FFC東川口
Art&Sports Network
SCH フッボル エスタディオ 横浜
フットサルショップPLAYER’S
クーバー・フットボールパーク横浜ゆめが丘
川崎フロンターレ
クーバー・フットボールパーク横浜ジョイナス
特定非営利活動法人 相模原フットボールクラブ
横浜市地域フットサルリーグ