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【日本代表特設ページ】 第9回AFCフットサル選手権
開催日:2007年5月18日(金)
場所:大阪市中央体育館
【レポート】北健一郎、【写真】勝又寛晃
○第9回アジア選手権(大阪・兵庫/日本)2007/05/13〜05/19
準決勝
2 前半 4
1 後半 3
ウズベキスタン
3 合計 7
IRイラン
ウズベキスタン代表
IRイラン代表
「色々な負け方があるが、油断して負けたイラク戦と違って、今回は力の差で負けたという感じです」(ウズベキスタン・パベルコーチ)
イラン対ウズベキスタン、日本対キルギスという、ベトナムで開催された第8回大会と全く同じ組み合わせとなった今大会の準決勝。当時の両者の対戦では4−1でイランが勝利を収めている。それ以来の再戦となったわけだが、、今回の7−3というスコアは、現時点のイランとウズベキスタンの実力差を的確に表しているものだといえるだろう。
前回準優勝国のウズベキスタンにとって、準決勝までの道のりは「試合の度に『厳しい試合だった』という感想を持つ」(パベルコーチ)ものだった。「油断して負けた」というイラク戦でいきなりつまづきながらも、グループB最大のライバルのタイに勝利して何とか1位通過を果たした。
だが、中央アジア同士の対決となった、準々決勝タジキスタン戦では、格下と思われた相手に押し込まれる展開に。最終的に3−1と勝利こそ得たが、その内容の悪さはパベルコーチに「大会全体のレベルアップに、ウズベキスタンがついていけていないのかもしれない」と嘆かせるほどだった。
一方のイランはというと、パフォーマンスの良し悪しは試合によって本当にバラバラ。第1戦の不安を残すスタートから一転、第2戦ではマレーシアに15−1の大勝。しかも、彼らのフットサルがイランらしからぬ流動性に溢れたものだったため、日本の報道陣は「今年のイランは違う!」と警戒した。
だが、スコアは2試合共に8−0だったものの、グループリーグ最終戦の中国戦、準々決勝のオーストラリア戦では攻守の切り替えに難のある「いつものイラン」に逆戻り。ホセイン監督の「毎試合違う戦術を試している」発言もあって、様々な憶測を呼んでいた。
決勝への1枚目のキップをかけての準決勝、先制点はウズベキスタンが取った。2分、5試合7ゴールで得点王ランク4位のJブリエフがカウンターから決めてのもの。だが、先制されてもイランはドタバタすることなく、4分に左サイドからのシュートでBタヘリが同点とする。5分には再びBタヘリが、Aマソウミ・ダラキの縦パスを蹴り込んで一気に逆転。
イランは10分、ウズベキスタンLタジバエフに決められるも、その10秒後に今度はEアスガリーモガッダムが左足シュートを決め返して3−2と再び逆転する。17分、CKからシンプルにMザハマトケシ→Fパリ・アザルと渡って4点目。余力を残してゴールを重ねるイランに、何とか頑張って喰らいつくウズベキスタン、という構図だ。
ウズベキスタンは普段どおりのプレーで、「対イラン」だからといって変更点はなし。だが、イランは「対ウズベキスタン」としてやり方を変えてきた。それがほとんどオールコート+マンツーマンによるハイプレス。後ろからパスをつないでくるウズベキスタンに対して、激しくプレスをかけて高い位置でボールを奪い、ショートカウンターに持ち込もうという作戦だ。特にセンターサークル付近において、プレッシングの“圧力”は最高潮になり、1人の選手を4人で取り囲む場面も。
ここでウズベキスタンがイランがハイプレスをしてきていることを読み取り、それに対してのプレー、例えばボールを狩りに来るところでキープして敵を引きつけ、裏に飛ばしたり、サイドに展開する、などをしたら、もう少しイランを慌てさせることもできたかもしれない。だが、彼らはあまりにもストレートすぎた。相手に合わせることなく、どんな相手にも自分たちのフットサルをする−−。自分たちよりも格上の相手には、それでは勝つのは難しい。
追い上げなければならない後半は、特にそれを感じさせられた。イランは24分に左サイドで2人を引きつけたHシャムサエーのシュートをファーサイドでCケシャヴァルズが触って5点目。28分にはGモハマディが蹴った浮き球のCKを、ニアにいたFパリ・アザルが高い位置でボールをミートする“カポエラボレー”を決めた。これで点差は「4」にまで開く。
ウズベキスタンとしては、残り10分でどうやって同点、逆転を狙うかというところなのだが、彼らにできたオプションはIアフメドフをGKにしてのパワープレーのみ。結果的にIアフメドフが最後尾からドリブルで切れ込んでシュートを打ったのが、34分のMザキロフのゴールにつながったが、10分間の中でパワープレーで「崩した」というシーンはほとんどなかった。逆に39分にHシャムサエーにロングシュートを決められて勝負あり。
イランの決勝進出は2年ぶり8回目。「毎試合違う戦術で戦っている」というイラン・ホセイン監督は「仮に日本が相手だとするとどう戦う?」という質問を、「24時間後にお会いしましょう」とサラリとかわした。決勝でのイランはまた新しい顔を見せるのか、それは19日19時からの大阪中央体育館のピッチでわかることになる。
イラン ホセイン監督
当初から申し上げているように、私たちは毎試合違う戦術で戦っています。私たちが1つの戦術としてとっているのが、相手にプレッシャーを与えて、ボールを奪ったらゴールすること。また、選手の役割も毎試合違います。例えば9番の選手(シャムサエー)はときには全選手のコーディネーター、ときにはスコアを狙いにいきます。(今日の守備面の狙いは?)とにかく勝利を待つのではなく、攻めていくのが大事だと思ったので、そのように指示をしました。
ウズベキスタン パベルコーチ
色々な負け方があるが、油断して負けたイラク戦と違って、今回は力の差で負けたという感じです。(Sファルフトジノフのスタメン起用については?)彼は18才の選手で、去年から代表に参加している。今年はもっと使いたかったが、足をケガしていて使えなかった。私たちは30才以上の選手が多く、疲労が溜まってきていたので、今日は使った。彼は将来有望な選手だと思っています。決勝は面白い戦いになると思います。
日本戦はテレビ中継があるぞ!これを機会にBSデジタルに加入!
5/14(月)16:40〜18:40 日本×フィリピン
18:55〜20:54 日本×香港
5/15(火)18:55〜20:54 日本×タジキスタン
5/17(木)18:55〜20:54 準々決勝
5/18(金)18:55〜20:54 準決勝
5/19(土)18:55〜20:55 決勝あるいは3位決定戦
※準々決勝以降は日本進出の場合のみ対応
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