プーチン大統領、国境を超えたパートナーシップを示すために「親愛なる友人」習氏を訪問

［北京 １６日 ロイター］ – ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は火曜日に北京に到着し、ウクライナ戦争が続く中、両国間の信頼と「国境のない」パートナーシップを示すことを目的として広く注目されている中国の習近平国家主席との会談を行った。 私は激怒した。

ロイターのビデオ映像によると、ハーグに本拠を置く国際刑事裁判所が３月にプーチン大統領に対して逮捕状を発行して以来、知られている限り２回目の海外訪問で、プーチン大統領と同行の代表団は火曜日の朝、北京首都国際空港に到着した。

中国の王文濤商務大臣が出迎えた。

これは、今月初めに旧ソ連共和国のキルギスを訪問した後、今年初めての旧ソ連国外へのクレムリン長官の公式訪問でもある。

国際刑事裁判所は、ウクライナから子どもを不法追放したとしてプーチン大統領を告発し、同裁判所の加盟123カ国に対し、プーチン大統領が自国の領土に足を踏み入れた場合には逮捕し、裁判のためにハーグに移送するよう求めている。 キルギスも中国も、戦争犯罪を訴追するために設立された国際刑事裁判所の加盟国ではない。

習氏が最後に「親愛なる友人」に会ったのは、逮捕状が出されてから数日後のモスクワだった。 当時、習氏はプーチン大統領を北京で開催される第３回一帯一路フォーラム（中国指導者が支援する国際協力フォーラム）に出席するよう招待した。

ロシアメディアは、プーチン大統領が火曜日に習主席が主催するフォーラムの公式開会レセプションに出席し、ベトナム、タイ、モンゴル、ラオスの指導者らと会談すると報じた。

プーチン大統領はフォーラムの主賓として水曜日に習氏に続いて講演し、その日遅くに二国間会談のために中国国家主席と会談する予定だ。

ウクライナ戦争が止まる気配がないにもかかわらず、中国政府はロシアとの提携に対する西側の批判を拒否し、両国関係は国際規範に違反しておらず、中国は選んだどの国とも協力する権利があると主張した。

プーチン大統領が北京冬季五輪出席のため中国を最後に訪問したのは2022年2月で、その時はロシア大統領が数万人の軍隊をウクライナに派兵する数日前にロシアと中国が「国境のない」パートナーシップを発表した。

水曜日まで開催される一帯一路フォーラムへのプーチン大統領の出席はこれで３回目となる。 彼は 2017 年と 2019 年の過去 2 回のフォーラムに参加しました。

一帯一路

このフォーラムは、習氏が10年前に打ち出した壮大な計画である「一帯一路」に焦点を当てており、陸路と海路を通じてアジアとアフリカ、欧州を結ぶ世界的なインフラとエネルギーネットワークを構築することを望んでいる。

プーチン大統領はこの構想を称賛し、「誰も他人に何も押し付けない」国際協力の基盤だと述べた。

ウクライナ紛争の勃発以来、ロシアは経済協力の一環として中国とのエネルギー関係を強化している。

ロシアは中国に日量約２００万バレルの原油を輸出しており、これは原油総輸出量の３分の１以上に相当する。 モスクワはまた、中国への2本目の天然ガスパイプラインの建設も目指している。

ロシアの２大石油・ガス会社、ロスネフチとガスプロムのトップはプーチン大統領の訪中代表団の一員となるが、エネルギー分野で新たな合意が成立するとは予想されていない。

クレムリンによると、今回の訪問は「完全な二国間」訪問ではなく、国際会議の傍らで行われる訪問だという。

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