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そこで、フットサルネットで、ほぼ月一回、面白い!と思われる記事をピックアップしてお届けします。レポーターは米国在住のKenji Tamaki氏!
※本記事はFUTSALPLANETの記事を元に作成・構成しております。

  7 月 号

1. トップニュース

− Futsal Planet主催・世界フットサルランキング

 世界ランキングが久しぶりの更新。日本はアジア選手権の活躍が認められ、ベスト10入り!!

順位 国名 昨年12月号の
順位
1位 イタリア 3位↑
2位 スペイン 1位↓
3位 ブラジル 2位↓
4位 ウクライナ 5位↑
5位 ポルトガル 6位タイ↑
6位 アルゼンチン 4位↓
7位 ロシア 9位↑
8位 ハンガリーチェコ 6位↓
9位 イラン 10位↑
10位 日本 17位↑

 なお、タイは11位、レバノンが19位、インドネシアが20位とアジア勢の健闘が光っている。

− クロアチア代表ブラジル遠征

 6/12〜16に、クロアチア代表がブラジル遠征を行なった。何といっても注目はブラジル代表PC監督の初采配。初日の観客は、テストマッチにもかかわらず9000人の入場者を記録するなど、ブラジル国内でも注目された試合だったようだ。
 内容はともかく、まずは3連勝でPC監督も大観衆の前でひと安心と言ったところか。

 6/12 ブラジル 5−3(2−1) クロアチア
 6/14 ブラジル 4−2(1−2) クロアチア
 6/16 ブラジル 7−2(3−2) クロアチア

− ピラミッドカップ

 日本の参加が注目されたピラミッドカップだったが、残念ながら日本は出場を見送り代わりにチェコが参加の模様。今回の参加チームと組み合わせは以下の通り、

Group A
アルゼンチン
チェコ
ウクライナ

Group B
オーストラリア
ブラジル
エジプト

7/8〜7/10 予選リーグ
7/12,13 決勝トーナメント



2. 南米

− ブラジル情報

 リーガフットサルは1stステージが終了し、以下のような結果となった。この内、上位12チームが2グループに分かれて2ndステージを戦う。

チーム 勝点 得点 失点 得失差
1 MALWEE/Jaragua 33 10 3 2 68 41 +27
2 JOHN DEERE FUTSAL 29 9 2 4 33 23 +10
3 JOINVILLE/K./Dalponte 26 8 2 5 36 31 +5
4 INTELLI/Penalty 26 8 2 5 38 39 -1
5 UCS/METALCORTE 25 7 4 4 46 39 +7
6 ECB/SAO BERNARDO 25 7 4 4 37 30 +7
7 ATLANTICO 25 7 4 4 41 36 +5
8 ULBRA 21 6 3 6 41 29 +12
9 CARLOS BARBOSA 21 6 3 6 39 29 +10
10 MACAE' 19 4 7 4 41 39 +2
11 APTI/Umbro/Chapeco 19 5 4 6 46 47 -1
12 POKER/Petr./Ikinha 19 5 4 6 40 42 -2
13 SAO PAULO/S. Andre 17 5 2 8 38 47 -9
14 V&M MINAS 17 4 5 6 41 51 -10
15 VASCO da GAMA/Lan. 9 2 3 10 28 58 -30
16 PALMEIRAS/Celg 3 1 0 14 33 65 -32

 JOHN DEERE FUTSAL は、代表GKのTiagoを中心に2位となる大健闘。逆に、上位候補と目されたV&M MINAS が14位で足切となり、一波乱があった。

 また、1stステージ成績の振るわず、監督解任を繰り返していたCarlos BarbosaがRicardo Menezes氏を新監督として招聘する。同氏は、過去12年間に渡りスペイン、ベルギー、イタリア(イタリア代表監督を含む)で指揮を執るなど国際経験が豊富で、昨シーズンはベルギー1部のBrussels Unitedで指揮を執っていた。

 7/6(水)に行なわれるブラジル代表−サンパウロ州選抜のフレンドリーマッチの代表選手を発表。
Carlinhos (ACBF)、 Cico (Barcel Euro Puebla)、 Pablo (Playas de Castellon) と Gabriel (Boomerang Interviu)は、PC監督になってから初召集。王国復権に向けて、PC代表監督は選手をどんどん試していくつもりのようだ。
 そして、極めつけはイタリア代表としてロシア代表とも試合経験のあるフィクソ・Rodrigo(イタリア・セリエA1Arzignano Grifo所属)の逆引き抜き!!これは、後々波紋を呼び起こしそうだが.....

Goalkeepers

Rogerio (Ulbra)
Tiago (John Deere)

Defenders/Fixos

Rodrigo (Arzignano Grifo - Italy)
Leco (Malwee/Jaragua)
Carlinhos (Carlos Barbosa)
Cico (Barcel Euro Puebla ? Spain)

Flanks/Alas

Gabriel (Boomerang Interviu ? Spain)
Tatu (Barcel Euro Puebla ? Spain)
Falcao (Malwee/Jaragua)
Pablo (Playas de Castellon ? Spain)

Pivots

Wilde (MRA/Gvtarra ? Spain)
Simi (Polaris World Cartagena ? Spain)
Lenisio (El Pozo Murcia ? Spain)



3. ヨーロッパ

− ConversanoU21国際大会

 イタリアのConversanoで行われたU21の国際大会が6/21から開幕した。参加国は、イタリア、ロシア、チェコ、クロアチアの4カ国で行なわれた。

予選リーグ
 
勝点 得失差
A:イタリア 9 3 0 0 5-3 9-0 6-4 +13
B:ロシア 6 2 0 1 3-5 3-1 2-0 +2
C:クロアチア 3 1 0 2 0-9 1-3 3-1 -9
D:チェコ 0 0 0 3 4-6 0-2 1-3 -6

順位決定戦

3/4位
クロアチア 1−1(1−0) PK10−11 チェコ

1/2位
イタリア 3−0(1−0) ロシア

 優勝は、やっぱりブラジルC代表(?)と化したブラズーリ。いい加減、FIFAも何らかの規制を設けるべきでは?????

− スペイン情報

 スペインリーグのプレーオフ決勝は、4年連続Boomerang Interviu - El Pozo Murcia Turistica のカード。4度目の正直を誓ったEl Pozoだったが、王者の壁は厚く、1勝3敗でBoomerang Interviuの前に涙を飲んだ。




 UEFAカップこそ逃し、Boomerangの黄金時代も待ったがかかったと思われていたが、蓋を開けてみれば、精密機械に隙は無かった.....

− イタリア情報

 イタリア1部セリエA1のプレーオフ決勝は、Lottomatica Roma - Erregi Travel Perugia のカード。1勝1敗で迎えた最終戦は、延長戦でも決着が付かずPK戦の末にPerugiaが初優勝。

− ポルトガル情報

 プレーオフ決勝は、リーグ戦からしのぎを削りあうライバルSporting 。2戦とも延長PK戦にもつれ込むなど、大激闘となったが、Benficaが2連勝し、2年ぶり2度目の優勝。

− ロシア情報

 プレーオフの無いロシアリーグは、全日程を終了。DINAMO Moscow が2位に勝点22差と圧倒的大差をつけて優勝。44試合で負けがわずかに4回、引き分けが6回とまさに独走。
 DINAMO Moscowの次の狙いは当然UEFAカップ。豊富な資金を背景にさらに強力な選手の獲得に動いているとの事。

− ドイツ情報

 イングランドと並んでサッカー先進国の中でもフットサルの普及が遅れていたドイツだったが、興味深い情報が飛び込んできた。ブンデスリーグの名門チーム・フランクフルトがフットサル部門を立ち上げるというものだ。果たして、ドイツはどんなスタイルのフットサルを築き上げるのだろうか?

− イングランド情報

 サッカーの母国として有名なイングランドだが、ことフットサルに至っては弱小国以外の何物でもない。6/21、22のルーマニアとのテストマッチを連敗し、2003年以降、目下17連敗中という大変不名誉な記録を更新している。

雑記帳

 フットサルプラネットを見ていると世界中でU−21やU−20といった次世代を担う若手チームの強化が目立つ。
 そして、日本はというと、世界選手権、そしてアジア選手権制覇に向けて、少数精鋭の強化を進めてきた感が強い。しかし、代表選手の多くが20代後半に差し掛かり、3年後、そしてその後を考えるならば、そろそろ次世代の選手の育成に目を向けるべきでは?
 ヨーロッパや南米に比べて、日本は相手チームに恵まれているとは言い難い。若手年代にも世界で戦う機会を与えても良いのではないだろうか?


Text & Translated by Kenji Tamaki

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