2月28日(の続き)
ある意味、壮絶な夜だった、ということは覚えている。まだ、公式記録用紙を手に入れていないため、細かい試合経過を記すことはできない。
感想だけ書いておこう。たちあがりから10分ほどは、岩本(プレデター)、関(GALO)を中心に天竜選抜が攻める場面も見られた。しかし、バネスパのキープ力の確実さ、攻撃のスピード、シュートの確率の高さは半端ではない。ビシビシ枠に蹴ってくる。あたりまえのことだが、これからこのゲームに入ることを考え、恐怖心すら抱いている自分を見出す。ヘボさ爆発。
ファイトマンの古林(小金井ジュール)、ロンドリーナ組の横澤、伊久間らが、体を張ってよく守った。が、ポストに当てる形や尺の長いシュートで得点を次々と重ねられる。
後半途中、私にも出番がきた。ベッキの位置に入ってピヴォをマークするときはかなり緊迫した。楔に入ると、相手はボールをマーカーから遠い位置でキープするという基本ができているばかりでなく、脚の長さと体の厚みのため、まったくボールにさわれない。逆に、運良く自分にボールがもらえても、すごいスピードで脚が伸びてきて頭を上げられず、キープもままならない。
そういえば出発前、成田エキスプレスの車中で、某有力チームの監督S氏より激励の電話をもらっていたのだった。
S氏「まぁ、がんばってよ」
サトケン「うん。でも、(ブラジルのチームとの試合に出させてもらった場合、自分は)秒殺くらうかもしれないよ」
S氏「え? サトケン、秒、もつと思ってんの?」
……うるせえっつうの!
結局、私の出場時間はプレイングタイムで3分少々といったところか。Sの予想は、ほんの少しだがはずれたわけだ。試合のほうは、関がインターセプト後のボールを、ぶっちぎりのスピードドリブルで持ち込んで決めるなどで2点、さらに岩本が第2PKを決め、かなり健闘したが、結果は3対19であえなく沈んだ。
カスカベウと慶應BRBの日本対決は、カスカベウが5対1の貫禄勝ち。慶應は、メンバー5人がツアーに参加していることもあり、よくまとまった好チーム。今後が楽しみだ。
いきなりハードな感じで始まったこのツアー。先が思いやられる。

バネスパとの試合。相手のシュートをブロックに入る筆者。
ちなみに腰は引けている。 |
3月1日
今日は、講習1日目。ブラジル代表監督、バンデル・ヤコビーノ氏登場。おお。基礎練習のほか、ダイヤモンド型陣形のパス回しからフィニッシュへの形、ボール回しゲームなどを、実技を交えて講義。「胸でトラップした後のボールをパスするときは、インステップで蹴ったほうがオプションが多い」「ボール回しの練習はフットサルに必要な要素がつまっており、非常に重要。手を抜いてやってはダメ」などの細かい指摘あり。講習の内容は後述の予定。受講者にハッパをかけながら自らも動いて指導するバンデルのフランクな人がらは、好感度100パーセントだ。

基本フォーメーションの説明をするバンデルと受講者たち。 |

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「この鉢巻には日本語で"ナンバーワン"って書いてあるけど、あなたはナンバー2だった」という、スポーツライター川村君の無遠慮なジョークに苦笑いするバンデル。(しかも着ているのはフランス代表レプリカ・・・(山戸)) |
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講習の後、バネスパの練習がはじまった。そしてそこには、カスカベウの相根、市原、前田の姿が!

| ファルカオンやベタン(ともにブラジル代表)らと紅白戦で汗をながすカスカベウの面々。 |
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夜はまたまた試合だ。筆者が混ざっている天竜選抜の相手は名門サンパウロ。今日は出られるのだろうか・・・とりあえず落ち着かないと話にならんな、などと思いつつアップに入った。
(続く) |