【JFAスポーツマネジャーズカレッジ2005講座開催in川越フットサルリゾート】
2005.9.1.

(財)日本サッカー協会では、サッカーやスポーツの更なる振興をめざして、事業・組織のマネジメントができる人材を育てる「JFAスポーツマネジャーズカレッジ」を2004年度より開催している。2002 FIFAワールドカップTM記念事業の一環である。
プロとして自立できる人づくりをめざしているため、講座期間中には課題やテストが多数出題され、成績順のランキングもつけられる。修了にあたっては、事業計画書(ビジネスプラン)の“卒業論文”を書き上げて提出しなければならない。昨年は25名が無事終了した。うち3名が、地域クラブのマネジャーとなり、3名は、都道府県サッカー協会の執行責任者職についた。
「スポーツ界で最もハードな講座」との評判にもかかわらず、2005年度は定員を大幅に上回る応募者が殺到した。35名が選ばれ、7月より受講を開始している。3月の修了式までの間、土日を中心に約8回のテーマ別セッションが32日間にわたって展開される。
この事業の特徴は、サッカーグラウンドなどの施設整備面と人材育成面を両輪として取り組んでいる点にある。サッカーグラウンドは、人工芝での整備も進んでおり、人工芝グラウンドでのビジネスを学ぶ必要がある。そのため、8月22日のセッション2の最終日には、埼玉県にある「川越フットサルリゾート」に赴き、現地でケーススタディを行った。
人工芝を使ってのフットサル場は、大都市を中心に急速に増加している。友人や家族、仲間同士で気軽に“サッカー”を楽しめるレジャー・スポーツとしてフットサルは人気急上昇中。日本サッカー協会の「キャプテンズ・ミッション」では、楽しみから競技志向まで幅広い層が対象の「フットサルの普及」が掲げられる中、既存施設だけではフットサルの需要に追いつかない状況だ。収益性だけを目当てにフットサル・ビジネスに参入する事業者が出てきている。
しかし、「川越フットサルリゾート」の場合は違っている。土地所有の小島オーナーは、「地域の多くの子どもたちに、思い切りサッカーを楽しめる安全な環境を提供したい」という想いから事業に着手した。「未経験者でも安心して参加できる居心地の良い空間」として、こだわりの屋根付きのフットサルコートを整備した。審判の質にも気を遣い、日本サッカー協会の考える「プレイヤーズ・ファースト」の理念に合致していることからも「川越フットサルリゾート」が講座のケーススタディに取り上げられた理由であろう。
ケーススタディでは、「川越フットサルリゾート」のコンサルティングを行っている、(株)SEA Globalの高橋氏、(有)スリーラインの川前氏から、設立準備、営業戦略、初年度動向などの詳細な解説があった。小島オーナーと高橋・川前両氏との信頼感のある連携も、立ち上げから事業を軌道に乗せる成功要因となっている。受講生は、現地で人工芝のフットサル場の体感を思う存分楽しんだ。
【JFAスポーツマネジャーズカレッジ2005講師】
高橋功 (株)SEA Global http://www.sea-global.co.jp
川前真一 (有)スリーライン http://www.3-line.co.jp/
早稲田スポーツビジネス研究所 客員研究員
関東フットサル施設連盟事務局(03-3294-6501)
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