地域チャンピオンズリーグ2日目結果速報! 2001.05.06.
文・長谷川智憲(フリーライター)
写真・山戸一純

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古豪復活! 小金井ジュールが全勝優勝

 第2回全日本選手権3位の実績を持つ古豪・小金井ジュールが、BORDON、FUTURO FUCHUとの3つ巴戦を制しタイトルを奪取した。

 ジュールにとっては厳しい試合の連続だった。第3試合のBORDON戦は、負ければ相手の優勝が決まるというプレッシャーの中でのゲーム。しかし、気負いを感じさせないのびのびとしたプレーを見せるジュールは、前半を0−0で折り返すと後半4分の先制点を皮切りに連続3得点。1点を返されたが、BORDONのカウンターを封じ3−1で優勝の望みをつないだ。

気合いの入った上村信之介の姿が目立った
 最終試合に組まれていたFUTUROとの一戦は、まさしく優勝決定戦となった(この時点でBORDONの優勝の目はついえた)。FUTUROが勝った場合は3勝1敗で3チームが並ぶことになるのだが、得失点差で圧倒するFUTUROが優勝当確状態。勝つか引き分けでジュールの優勝となるわけだが、またしても負けられない試合となった。試合が動いたのは前半11分、上村信之介のゴールでFUTUROが先制。14分にもゴールが生まれジュールは2点ビハインドで後半を迎えた。それでも、ジュールに焦りはなかった。後半に入るとゴールを量産し、わずか6分で3得点、あっさりと逆転に成功した。12分には日本代表候補・古林のダメ押しゴールが生まれ、粘るFUTUROを4−3で振り切った。


信之介に並ぶ日本フットサルのエース・BORDON藤井健太。関西の星。
 優秀選手にも選ばれたジュールの古林は「ウチはドリブルが得意な選手が多いので、1対1で勝負させるようにし、そこで勝つことで数的優位を作ろうと心がけました。こういう舞台に上がらせてもらったので、モチベーションも高く持てました」と表彰式後に語った。彼自身、今年3月にブラジルへ渡ったさい、1対1の怖さがありブラジル人に自由なパス回しをされてしまったと話す。そういう経験が今大会にも生かされたようだ。現在のジュールは、全日本3位を経験した30代の選手に加え、20代前半の若い選手たちが一緒にプレーしている。世代を越えた選手のチームワークの良さも優勝の原動力となった。

 昨年の第6回全日本選手権東京都大会では、全日本を制したCASCAVEL BANFFにPK戦で敗れ涙をのんだ小金井ジュール。もともと力のあるチームではあるが、ここ数年大きな大会で目立った結果を残すことができなかった。だが、3月の関東リーグ優勝、そして今回の地域チャンピオンズリーグ優勝により完全復活したと言えるだろう。

・最終成績
1位 小金井ジュール(関東リーグ第1代表)
2位 BORDON(関西リーグ第1代表)
3位 FUTURO FUCHU(関東リーグ第2代表)
4位 Clube Atletico Kapiw(北海道リーグ代表)
5位 近鉄百貨店サッカー部(関西リーグ第2代表)
・優秀選手
古林直樹(小金井ジュール)
南健二(小金井ジュール)
藤井健太(BORDON)
伊藤敬暢(FUTURO FUCHU)
渡辺英朗(FUTURO FUCHU)
上村信之介(FUTURO FUCHU)
大塚和慎(近鉄百貨店サッカー部)

●長沼健 日本フットサル連盟会長の話
 この大会を見てレベルが高いということが直感的にわかりました。しかし、アジアを見たときに案間としてられないという感じがします。サッカーもフットサルもみんなで協力していかないと、アジアで固定した地位を占めるのはむずかしいと思います。常に高いところに思考を持っていって、アジアでゆるぎない地位を築いていければと思います。

●おまけ
 昨日に続き、今日も観客は指で数えられるほど。100人もいなかった。日本のトップリーグを目指すというわりには、なんとも寂しいことです。全日本選手権では1000人以上の観客がいたわけだから、これは明らかな準備不足だと言える。用意周到な準備をしてから、このような大きなイベントを立ち上げてほしかったなと思う。

<最終結果>
a b c d e 勝点 得点 失点 順位
a Clube Atletico
Kapiw(北海道)
1−6
×
1−10
×
10−6
3−6
×
15 28 -13
b BORDON
(関西)
6−1
5−4
4−3
1−3
×
16 11 +5
c FUTURO FUCHU
(関東)
10−1
4−5
×
10−6
3−4
×
27 16 +11
d 近鉄百貨店
サッカー部(関西)
6−10
×
3−4
×
6−10
×
2−7
×
17 31 -14
e 小金井ジュール
(関東)
6−3
3−1
4−3
7−2
12 20