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【対論】マカオの戦いを振り返る
菊地芳樹(STRIKER)×山戸一純(FUTSALNET) まとめ:北健一郎

第 4 回 (第3回)(第5回)
日本フットサル界悲願の世界選手権への出場を決めた、マカオでのアジア選手権から早くも1ヶ月が過ぎた。神奈川県のある居酒屋では、現地から貴重な情報を日本に送り続けたSTRIKER編集部の菊地氏とFUTSALNETの山戸氏が、マカオでの戦いについて語っていた。
フットサルを見続けてきた二人だけに、話題は尽きることがなく、そして何度も横道に逸れた。
「アジア選手権はどんな大会だったのか?」「世界選手権に出場したことで何が変わるのか?」「日本のフットサルは果たして世界を相手に通用するのだろうか?」これから先、フットサル界でいつまでも語り継がれていくであろう「マカオの歓喜」を今振り返る…。(その第4回)
○ 世界選手権の展望
菊地(以下K):今回の日本代表合宿のメンバーには、江藤、豊島、丸山が入って、相根と稲田と
稲葉が外れましたよね。
山戸(以下Y):丸山は毎回入ってますよね。
K:世界選手権の時に何を考えるかだよね。イラン戦で近い状況が見えていると思うんだけど、決して長い時間主導権を握れるわけじゃないのよ。日本がそういう試合になるのって、アジアでは唯一イラン戦でしょ。
こっちの主導権の時に点を取ることは出来てきたという成長は見られるんだけど、相手の主導権の時にはやっぱり点を入れられてしまうと。世界選手権ではイラン戦以上に相手に主導権を握られることを考えると、それを守ってカウンターにするのか、点を取り合って勢いを付けていくのかっていうことだと思うんですよね。
だから丸山を入れたのはブラジル人監督らしい考え方だと思う。日本人監督だと守るでしょ。それだったら予想できるじゃない?守って守って、最後ポロって入れられちゃったとか。第2PKになって入れられちゃって、善戦したけど負けちゃったとか。日本はパスを良く回して技術の高い、いいチームだったけど、「ちょっと決定力がなかったね」みたいなさ。そういう感じになるよりは、どんどん攻めていってやられちゃった方がいいんじゃない(笑)?
Y:ただ思うのは、世界選手権に出てくるチームって、そんなに強いのかなっていうのがありますね。確実に強いチームは、ブラジル、スペイン、イタリア、アルゼンチン、イラン。他にはどんなところが強いんでしょうかっていう感じがしていて。
K:ベスト8に入りたいんですよね。じゃあ組み分けとしてブラジル、スペイン、イタリア、アルゼンチンの4グループくらいにシードされると。次に来るのが、イラン、日本、ロシアとかってなると、確実に2位になってベスト8に入るためには点を取っていけばいいんじゃない?
Y:それで十分やっていけると思うんですよ。タイガー5sでもいい戦いをするわけですよね。世界で見ればこうやって強化しているチームはそんなになくて、ベスト8っていうのは現実的に狙えるところだと思うんですよね。サッカーほどまだ(強化を)やってないから。サッポはそこまで分かっていて。
「今は世界で何位グループにいるか?」って質問しても言わなかったじゃないですか。結果としてはもちろん優勝を狙うんだろうけど、現状分析がなかったら戦略が立てられないわけですよね。でも、そういうことに関しては頑として言わないわけじゃないですか。でも、現実的に今の日本のポジションとしては世界で二番手グループだと思う。
K:予選グループの中で2位になるっていうね。
Y:本当にここまで強化をやっているところは少ないですよ。
K:アジアのチームが一緒のグループにならないとすると、アフリカや北中米のどこかと一緒になる可能性が高いよね。例えばメキシコ、ロシアとか。ベルギー、エジプトとか。そういう組み合わせになるんじゃないかな。
Y:ヨーロッパは意外と強いと思うんですよね。
K:ヨーロッパは強いですよ。
Y:北中米あたりは弱そうですよね。
K:北中米あたりはね、軽く一蹴して欲しいところだよね。台湾はどうするんだろう?
Y:台湾は出るんですかね?
K:出ますよ。明らかにFIFAがサッカー的にはマイナー的な場所でフットサルを開催しようとしてるから。(前回大会の)グアテマラとかも。
Y:大体、グアテマラとかもフットサルはU-17の世界大会とセットでやるんですよ。そこで色々な運営能力のチェックが入るんですよ。だからチェックする場なんですよ。
第3回 第5回 |
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