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トッププレーヤーシリーズ・第4回
相根 澄 選手(CASCAVEL)に聞く
第3回


・相根澄プロフィール
1973年10月4日生まれ
京都府出身。

【写真・2002年第4回アジア選手権対イラン戦前・相根は中央】

イタリア・セリエAから国内復帰した相根。フットサルセリエA第1号日本人として、メディアの注目を最も浴びる存在。アジア選手権には日本代表として第1回から全てに出場する。現在は古巣の CASCAVEL に戻り、関東予選からチームに合流。その自己管理能力とプロで学んだフットサルスピリットを国内に持ち込んで話題を呼んでいる。


<第2回 第4回>

相根澄インタビュー 第3回・「フットサルでメシを食うというのは永遠のテーマだと思う」

フットサルネット:次にフットサル選手としての相根澄の目標について聞かせてください。
どうなったら相根君は満足するのかというか、たどり着きたいところ、こうなりたいとか、抽象的でわかりずらいかもしれないんですけど。

相根:満足は僕がプレイヤーでいるうちはしないのかなと思いますね。というのはブラジルにしてもスペインにしても歴史があってその歴史のなかで負けたり勝ったりして、それを乗り越えたチームが今のトップチームじゃないですか。スペインだったりブラジルだったり。そういう段階の僕たちはほんとの初歩の初歩だと思うんで、常に上を上をというのがあると思うんで、満足したことないですね。

フットサルネット:日本のフットサルの状況で、サッカーだったらJリーグを目標にしている選手がいると思うんですけど、フットサルだとそういうステージが無いじゃないですか。そういうのもあって、相根君も海外のプロリーグに出て行ったと思うんですね。サッカー選手で奥寺だったり。カズだったりがそうしてきたじゃないですか。相根君としてはそういう舞台にたっていきたいのかな、と思っているんですけど。
このリーグで戦ってみたいだとかそういうのはありますか?

相根:そうですね。結局スペイン、ブラジルも行ってみたいですけど、それは何年後かの選手、5年後とか10年後の選手がそうしたらいいんじゃないかなとおもいますけど。イタリアがスペイン、ブラジルと技術的に対等にやりあえるというわけではなくて、ディフェンス力でやりあえる。行ってディフェンス力のことをすごいいっぱいおぼえたんですけど、なるほどな、これなら太刀打ちできるなということがいっぱいありましたね。今の僕たちの日本代表の選手、日本人選手がやらなくてはいけない事は華麗な攻めではなくて、やっぱりしっかり守ってその実績をつくっていくことが必要じゃないですか。もちろん勝ちが必要なんですけど。だから負けないフットサルをやらないと。

フットサルネット:(スポナビの)日記にも書いてあったんですけど、最初にディフェンスの説明を受けて何回も何回も繰り返し教えてもらってやっと分かってくると。
それは人の動き方とか細かい部分までの動きの指示があるんですか?

相根:そうですね。攻めよりも守りのほうが多いですね。細かい部分は。だから日本のチームのプレーを見てても、日本だけではなくてブラジル人のトップのプレーを見てても、こうすればいいのに、とか今まで日本にいたら絶対に分からなかった事が、まあやってみないと分からないですけど自分の中で余裕みたいなものがあって、なんでここドリブルさせちゃうのみたいなところがあって、ドリブルにはめるようにすればボールが取りやすくなるじゃないですか。そういう見方が変わってきましたね。

フットサルネット:イタリアでそれをつかんだと。

相根:そうですね。

フットサルネット:イタリアではみんなやってるんですね。

相根:チームによってもちろん違うんですけど、でもやっぱりディフェンス中心の国じゃないですか。だから色んなディフェンスのやりかたがあって、うちのチームなんかは、土曜日試合で次の日が休み、それで次の対戦までに次の対戦相手に合わせて、ディフェンスの練習をしていくんですよ。毎回コロコロ変わるんでそれをやれないと、試合にも出れないですし、試合にでてても間違えれば30秒だろうが1分だろうがすぐに下げられちゃいますし。そういうなんかディフェンスに関してはすごい合理的というか、勉強になりましたね。

フットサルネット:わかりました。フットサル選手、相根澄の目標ということで話が戻っちゃうんですけど、来季の話は曖昧でもいいんですけど、海外でやるということは志望していますか?

相根:そうですね。まあイタリア、ヨーロッパ。

フットサルネット:それはブラジルではなくてヨーロッパ?

相根:そうですね。

フットサルネット:それは相根君がヨーロッパでやりたいというのはあるんですか?

相根:自分がやらなくてはいけないことはディフェンスだと思っているんで、それを勉強したい。

フットサルネット:それがヨーロッパにあるわけですね。ヨーロッパのフットサルにディフェンスのノウハウだったり。

相根:ブラジルがどこまであるかは分からないですけど、ブラジルも確かにすごいフットサルがあって、それを封じ込めるだけのディフェンスがヨーロッパにはあるんじゃないかなと思って。

フットサルネット:まさに今、スペインがブラジルに勝ち続けている。ヨーロッパでやりたいということですよね。来シーズン。今どこのシーズンもオフになったじゃないですか。では、最後に人間、相根の目標ということでフットサルを通じて得たものであるとか、フットサルの選手に40歳台になってもやってるということはまずありえないじゃないですか。次の人生があると思うんですけど、相根君はなにか考えていますか。例えばフットサルの監督になりたいだとか。

相根:そうですね。もちろんフットサルの監督だとかやりたいですし、フットサルをやってて得たものはほんとに友なんですよね。それがいろんな業界の、他のスポーツもそうですし。大切にしていかないといけないと思いますし。そのなかでフットサルに携わっていかないといきたいというのはありますね。だから、ぼくが日本だけしかしらなかった今までと、海外にでて海外で生活して日本人と、海外の人の価値観の違いとかを勉強してまた帰ってきたときにまた違う事が出来ればなと思いますね。

フットサルネット:今18歳とか高校生とかがフットサルをやろうといったときに、トップでやり続けたいとおもって、その先に何があるんだと親も考えますし本人も思うと思うんですね。

相根:もちろんそうですね。

フットサルネット:10歳くらい年下の子がいろんな夢を持ったりするわけじゃないですか。相根君はそういう位置にいると思うんですけど、そんなには考えてはないと思うんですけどこれからフットサルをやろうとしている子達にメッセージとかありますかね。フットサルのいいところとか素晴らしいところというか。

相根:そうですね。フットサルでメシを食うというのは永遠のテーマだと思うんですよ。


<第2回 第4回>

(第4回につづく)
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