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トッププレーヤーシリーズ・第4回
相根 澄 選手(CASCAVEL)に聞く
第1回


・相根澄プロフィール
1973年10月4日生まれ
京都府出身。

【写真・第4回アジア選手権対タイ戦の相根】

イタリア・セリエAから国内復帰した相根。フットサルセリエA第1号日本人として、メディアの注目を最も浴びる存在。アジア選手権には日本代表として第1回から全てに出場する。現在は古巣の CASCAVEL に戻り、関東予選からチームに合流。その自己管理能力とプロで学んだフットサルスピリットを国内に持ち込んで話題を呼んでいる。

第2回>

相根澄インタビュー 第1回・「向こうでは強い当たりをしても倒れない」

フットサルネット:まず、イタリアでの生活をお聞きしたいのですが、去年の9月に日本を出発していくつかのチームをわたったじゃないですか。その時、チームはどのように選んでたのですか?

相根:まあ自分が行きたいクラブというよりも、紹介でもあったんですけど一番強いところかなと思って。それでまだ自分がどのようなプレーをするのかはむこうの人たちはわかっていないから、まずそれを見せてそれからどのくらいのチームに行けばいいというのが分かると思うので。そんな感じでした。

フットサルネット:むこうの人たちは日本人がフットサルをするということで、どういう反応でしたか?

相根:やっぱり珍しいというのはあるんですけど、中田選手とか名波選手とかが来ていたのでさほど偏見みたいなものは無かったです。

フットサルネット:やっぱりそういうサッカー選手の影響って大きいですか?

相根:大きいですね。

フットサルネット:テストの形式は、チームごとで全然バラバラだったりするんですか?

相根:もちろんそうですね。そのチームにフィットするかが一番見られると思うので、例えばラツィオだったらいろんな基礎トレーニングを一からやっていって、シュート力とかシュートの決定率とかドリブルとかいろんなことが見られますね。ローマだったらほんとにゲームが中心で。

フットサルネット:スポナビの日記を見るとチャンピーノの人たちはみんな温かく迎えてくれたと書いてあるんですが、実際のところはどうだったんですか?

相根:どっちかといえば、なんか家庭的というか、、あそこのチームだけでしたね、僕がはじめて練習に行ったときなんですけど、みんな練習やめて僕の所に来て握手して、自己紹介してくれて。そんなチーム初めてでしたね。逆にローマなんかは何だこいつ、みたいな。ローマにはすごいありましたね。チャンピオンチームだったし、プライドもすごいあるだろうし。日本人ができるのかみたいな。その分余計温かく感じたというのはありますね。

フットサルネット:イタリアでの生活についてなんですがどんな所に住んで生活してたんですか?アパートですか?

相根:最初はアパート探してたんです。けど、なかなかみつからなくて、最初は用意されてたホテルに住んでて、その間に探してたんですけどみつからなくなったというか、残り2〜3ヶ月ならホテル暮らしでもいいかなと思って。

フットサルネット:ホテル暮らしだったんですか?

相根:そうですね。

フットサルネット:食事なんかはチームが出した食事を食べるんですか?

相根:チームが契約しているレストランに行けば食べられます。

フットサルネット:チャンピーノの選手は全員食べられるんですか?

相根:全員ってわけじゃないけど僕とかあと何人かの選手って感じですね。

フットサルネット:次はセリエAの話を。むこうではリーグの名称をセリエアーと呼んでたんですか?

相根:セリエアーなんですけど、1部と2部があるので。サッカーとはちょっと違います。

フットサルネット:セリエA1のことをイタリア語でなんと言うんですか?

相根:セリエAウーノといいます。

フットサルネット:では、日本との比較で話してほしいんですけど、セリエAウーノはお客さんは結構入ってるんですか?

相根:チームによるんですよね。人気チームとかトップチームとかはすごい人が入りますね。

フットサルネット:例えば、どんなところが人気があるんですか?

相根:今年優勝したプラト。フィレンツェの近くにあるチームなんですけどここはフットサル専用でスタンドもついてて、試合になったらみんな埋まってサポーターもいて、サッカーでも見る旗を掲げて。相手チームが攻めてる時なんかにはブーイングしたりとか。それからナポリの方のチームとかはすごいですね。ヤジとかもすごくて声も大きくて、そこがコートまで観客席が1メートルくらいしかなくて、つばとか飛んできますし。

フットサルネット:サッカー見るときもフットサル見るときも国民性なんでしょうね。

相根:そうですね。やっぱりみんな熱くて。

フットサルネット:チャンピーノにも応援してくれる人たちっていうのは?

相根:もちろんいますね。すごい力になりますね。

フットサルネット:一番新しいスポナビの日記に、日本のチームとのフィジカルの違いみたいなものを書いてたと思うんですけど。やっぱりかなり違いますか?

相根:やっぱり違いを言ったらきりが無いと思うんですね。
日本の選手と日本の選手がぶつかって倒れたらファウルをとってもらえる環境ではあるじゃないですか。
むこうの人だったら同じあたりをしても倒れないんですよ。強くいけるじゃないですか。日本人は強く行くと倒れてしまう。この時点でもう違ってますよね。

ぼくなんかもピヴォに入って抑えようとした時にがんばっておさえないと逆に吹っ飛ばされちゃうんですよね。だから練習と試合の差というのがすごいあって、相手を2人かわしてドリブルシュートとか結構やりたい放題になるんですね。試合になるとガラッと変わりますね。あの熱くなり方はすごいですね。タッチラインで1秒とか2秒考えてたら飛ばされてますね。もっと冷静にやらないと。初戦がそれで痛い目にあっているので。

フットサルネット:そういう意味では日本国内の試合とは全く違うわけじゃないですか。日本代表として国際試合をイタリアとやったときの感覚とはどうですか?

相根:国際試合だと色んな国の審判が来てますよね。だから基準が色々あって、イタリアの強いあたりで普段練習しているチームと、極端な話イタリアと日本が試合をした場合にイタリアは普段から強いあたりでやってますよね。日本はやっていない。でも代表クラスならそのくらいの当たりに耐えられる人はいると思うんですね。だけど、それが1試合通して20分、20分の試合を耐えられるだけの筋力はふだんやっていないと、絶対にもつわけがないなというのはありますね。

フットサルネット:それは日々フィジカルトレーニングをするとか、日々そのようなリーグでもまれるということで違うということですか?

相根:それは難しい事ですよね。日本人が全部が全部やれるか、といったらやれないし。全部まねするのも日本人の特性とかもあると思いますから。だけど、海外の選手と試合をする機会が増えればいいカナと思いますね。

フットサルネット:イタリアのフットサルのなかでゴール以外は意味を持たないと、アシストも記録には残らないと相根さん書いてましたよね。それはやっぱりゴールを入れる人が一番ということなんですか?

相根:そうですね。アシストというのはほんとにすごいアシストをしてもそれはその時だけの話で得点だけしか記録に残らなくてワンシーズンで得点をどれだけ取れたかというのがほんとに基準で。あとはもう全部が全部そうではないと思うんですけどかなり大きい基準ですよね。

第2回>

(第2回につづく)
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