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■関東リーグ参入戦レポート・BSvs渋谷編(2004/4/3)

■ブラックショーツ関東リーグ復帰!(関東リーグ参入戦 3月28日 小田原アリーナ)

 
今回、神奈川の代表として、ミリオネア横浜とブラックショーツが参戦した「関東リーグ参入戦」。参加選手からすれば、「選手権」以上の重みがあるといっても過言ではない。勝利すれば、フットサル生活の最高の喜びを味わえるだろうが、負ければ・・・・。まさに、明と暗。文句なし1発勝負が今年も小田原アリーナでくり広げられた。

●関東リーグ昇格決定戦、第一試合(
ブラックショーツ vs 渋谷ユナイデット)

 
2回戦、高西クラッシャーズに、再三攻め込まれながらも、少ないチャンスを生かし、PKで勝利したブラックショーツ(以下BS)。決定戦の相手は、代表にも入った稲葉を中心とする個人技のある、渋谷ユナイデット。BSは日系ペルー人の森岡カオル(愛称:カオル)や毎年神奈川県リーグの得点ランキング上位、ソシオスから新加入荻窪、今年、ボルドンから加入した内山等の活躍が期待された。

 
試合は、前半6分、カオルの豪快なミドルシュートが決まり、激しい点の取り合いのがあけられる。攻勢なBS、前半9分には、荻窪の再度からのシュートが決まり2-0とリードを広げる。BSが優勢に試合を運ぶ。特にカオルの活躍が素晴らしい。相がボールを取りに来ても強靭な肉体で跳ね返し、ゴールに向かう。この、ボディーバランスは超一級品である。DFでも、内山のスピードを生かしたDFでチャンスをなかなかあたえない。

 
しかし、この勢いに待ったをかけたのが代表にも入った稲葉である。彼のいいところは、素晴らしいテクニックもさることながら、耽々とゴールねらっている所である。後半残り2分間で、こぼれだまの押し込み1点差、第二PKをGKのまた抜きシュートで同点とした。

 
しかし、一時期の大低迷期から、復活したBSはここからが強い、前半、残り3秒で荻窪が切れのあるターンシュートを決めて3-2で前半を終了する。


ゴール前の攻防

日本代表・稲葉選手

両エースのマッチアップ

渋谷・フリーキックのチャンス

 
後半に入ると渋谷は個人技の高い、6番菊池をPIVOに据える回数を増やし、得点を狙い始めた。流れは互角、次の得点が、試合を大きく左右する・・・しかし、BSはここでアクシデント発生、高西戦で大活躍し、この試合も堅守を見せる、GK野田が、相手と激突!!肋骨を折る怪我で負傷退場をしてしまう・・・。

 
こうなると、ペースは渋谷。ハンドで獲得した、PKを決めると2分後には、菊池が角度のない所から、ターンシュートを豪快に二ア上に突き刺し4-3と逆転する。お互い、1点ずつ加えて5-4とすると、試合は残り3分。BSのドラマが始まる。まず、再三チャンスを逃していた、矢沢が力強いシュートを決める。つづいて、カオルの早いクロスパスを内山が執念のスライディングシュート!!6-5と逆転する。

 
だが、渋谷も粘る。残り45秒で、CKから、GK古庄が決めて勝負はPK戦にもちこまれることになった。このような、超重要な試合をPK戦で勝敗を決めるとは・・・・だが、フットサルにおける、感動がこんな所にも用意されていた。緊張のあまりか、枠を外す選手が続出。渋谷が外せば、BSも枠にボールがいかない。サドンデスを繰返すなか、先行の渋谷が失敗!残るBSのキッカーは野田の変わりに途中出場の沖浦だった。

 
キャプテンの吉田が沖浦に声をかけに行く。「大丈夫!」。

 2002年度、関東リーグ降格、スーパーリーグ全敗。2003年度になっても、県
リーグ序盤はボロボロ!3節には7点差も付けられ大敗し、解散すらささやかれていたチームが地味に腐らず練習してつかんだ、チャンス。まさに、「ブラックショーツ復活」の瞬間は、沖浦の足にたくされ、その目にはすでに、涙がながれていた。

 
ボールがネットに突き刺さった、その瞬間にBSの選手がなだれ込み、だれもが号泣していた。

 
吉田「新しく入った選手が刺激となり練習できた事が勝因。関東ではまず、残留できるようにしたい」
 
カオル「関東で、できるだけ、自分が点を取り一つでも上の順位をめざしたい」

 みなが知る、長尾、多田のツインタワーを中心とした、BSは今はない。ただ、森
岡、荻窪、内山などが加入し、吉田がリーダーシップを発揮した、チームワーク抜群のBSは、それをはるかに超えた強いチームといえる。最後にカオルは、しきりに自分の心臓に親指を向けてこういう。「フットサルはハートでするものだよ」。そんな、勇気あるカオルを中心とするブラックショーツは関東リーグでも必見である。(レポート:鶴岡)


BS・森岡カオル選手

試合後のインタビュー

 










TETSU鶴岡嗣泰  Tsuguyasu Tsuruoka

神奈川を代表するチーム「湘南蹴族(県1部所属)」のキャプテン。2002年度神奈川県選抜選手にも選ばれる。また、指導者としても、鎌倉選抜の少年コーチ、HELACRES OISO/A&Sジュニアサッカースクールのコーチをこなす。「性格?わがままですよ。だから、色々な人に迷惑かけてるし、たすけられてます!」。
・原稿に関する質問、問い合わせ感想等はこちらまで
湘南蹴族 HP

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