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神奈川県リーグも終盤戦。今月中に1部・2部とも全日程が終了する。全日本選手権の神奈川県予選も近づき、各チームの状態が気になるところである。
今回、県リーグが行われたのは藤沢市・善行にある「県立体育センター」20m×40mのコートが2面取れ、2年前の全日本選手権・関東予選や
昨年の関東リーグなどが行われた体育館である。
注目は、現在神奈川県リーグ1部・首位、SuperLeague所属の
「湘南蹴族」がどんな試合運びをするかにあった。
「湘南蹴族」の第1試合目は10:00キックオフ、対戦相手は今年度から体制新たに新メンバーで臨む「P.D.E.SQUARE」1部リーグはランニングタイム・20分ハーフの試合で行われる。蹴族のスターターはGK1番鶴岡、2番・福島、5番・北村、8番・小山、14番五十嵐前半はお互い様子見といった試合展開。「湘南蹴族」は無理をせず、定期的に選手を交代させ試合を運ぶ。ほとんど蹴族ペースながらも、「P.D.E.」も集中して守りきる。前半は0−0の同点。
後半に入ってじわじわとジャブが効き始めたか疲れの見えはじめた「P.D.E.」ゴールを蹴族が揺らし始める。後半3分、パワープレー気味に前線に上がってきたGK鶴岡から右サイド6番・綿引にパス。そこから中央の3番・小幡に渡り1度はGKに阻まれるも、跳ね返りを再び蹴りこみゴール!!蹴族先制。後半4分、コーナーキックを5番・北村が強烈に直接シュート!!GKにあたりそのままゴールへ。2−0後半7分、またもや5番・北村が角度の無いところから直接シュートを狙いそれがDFにあたりゴールへと吸い込まれる。3−0後半13分、蹴族、ゴール前の直接フリーキック。「P.D.E.」壁のミスから二アサイドあけてしまう。そこからあざ笑うかのように11番・小泉が直接決め4−0。後半16分、14番・五十嵐のコーナーから6番・綿引がシュートを決め5−0。終了間際コーナーからファーに浮かせたボールを「P.D.E.」3番に決められ1点返されるも5−1で湘南蹴族の勝利。
「P・D・E」は若い選手が多く、個々の能力は高いものがあるが4番・7番・10番の3選手がほとんど出ずっぱりであるため、後半になって集中力を欠き、簡単にマークが外れてしまい失点を立て続けに許してしまった。
「湘南蹴族」2試合目は12:00キックオフ
対戦相手はサッカーの県リーグ2部にも所属する「ソシオス」蹴族のスタートはGK1番・鶴岡、2番・福島、6番・綿引、8番・小山、14番・五十嵐「湘南蹴族」のキックオフで試合開始。前半3分、ソシオス10番からフリーの8番にパスがわたりシュート!!しかし決定的チャンスをはずしてしまう。シュートはポストをたたき蹴族が拾いカウンター。14番・五十嵐から8番小山へとわたりシュートこれが決まって蹴族の先制。前半7分、15番にゴールを許し1−1同点前半10分、5番・北村から11番・小泉とワンツー、フリーでリターンをもらい冷静にゴールを決める。2−1 蹴族勝ち越し。しかしこの試合の蹴族は集中力を欠きディフェンスが甘くなる。前半15分、右サイドからソシオス10番をフリーで打たしてシュートが決まる。2−2 またもや同点。このまま前半終了。
後半、蹴族はフィールドは2番・福島、8番・小山、10番山川、14番・五十嵐でスタート後半3分、2番・福島のコーナーキックを14番・五十嵐がファーからGKの前に入り込みダイレクトでシュートを決める。3−2 蹴族再び勝ち越す。その後、GKのスローから14番・五十嵐がヘッドでずらし、ゴールを狙うもわずかに外れる。後半6分、11番・小泉がドリブルからにゴールに持ち込み4−2ついに「ソシオス」を引き離す。その後、なんとか試合が荒れそうになるも失点を許さず、蹴族が勝利した。

この日首位「湘南蹴族」、と2位「adi−shie」が2勝し、3位「Paz.Juniors」が1敗1分けとなったため優勝争いは「湘南蹴族」と「adi−shie」の2チームにしぼられた。「湘南蹴族」はこれで2位以内を確保し、関東リーグ昇格戦の切符を手に入れた。
選手権も近づき、今年の神奈川代表がどこになるのか気になるところだが
現状の県リーグを見る限り「LONDRINA」を脅かすチームの存在はありえないだろう。関東リーグ降格の危機にある「BlackShorts」でさえも、県リーグのチームからは別格の存在に見える。今年の対抗としては神奈川での選手権参加が噂される「C.A.bonbonera/kawasaki(天竜リーグ1部所属)」であろう。選手権への参加はシードチーム以外は抽選と公表されているため現在のところ県リーグ1部のチームでも出場できない可能性がある。9月27日の代表者会議での参加チームの決定が気になるところである。
■神奈川県リーグにおける審判の現状
昨年は選手として1部リーグに参加し県リーグの審判のレベルには疑問を感じていたが、この日も目を覆いたくなるような場面がたびたび見られた。その一例をあげてみると、
「湘南蹴族」vs「ソシオス」戦
8番・小山が中央を突破する際、ソシオス10番の選手が後ろから抱え込むように倒してもカードは出ず。
「CANABEE」vs「ONA」戦ドリブルでGKと一対一になった場面で「ONA」5番の選手が後ろからスライディングで倒してしまう!!誰の目から見ても明らかな、後方からのタックル「一発退場」の場面を審判は苦笑いを浮かべながら周囲を見回し挙句の果てに「イエローカード」を出す始末!!
はっきり言ってまじめに試合をしていたら殺されてしまいます。
その他は「湘南蹴族」vs「ソシオス」戦では、GKがシュートをキャッチした場面でタイムアウトを認めようとしたし、ゴール横の体育館保護用のマットがコートに倒れこんでいるのに試合を続行させようとしたりと大変です。
(GKがキャッチした瞬間にタイムアウトを認めようとしたのはその後の2部リーグの試合でも見ることができました。但しこのときの審判は2部参加チームからの持ち回りでしたが、来年は1部に昇格するかも知れないチームの選手だけに信じられない光景でした。)
細かい部分でミスがあることは仕方ないことだが、試合の流れを大きく左右するようなミズジャッジは試合の質を落し、選手の質の向上を妨げるものである。特にフットサルは5ファールやタイムアウトが存在し、戦術的にも大きな役割を果たし、イエローカードやレッドカードはリーグ戦ではチームの戦略的な方向性を左右するものである。
それがファールはとれない、タイムアウトも適当、カードはでないし、レッドも出せない。それじゃあまじめにフットサルをやっている人間が馬鹿らしくなってしまう。
フットサルの楽しみの一つに、緻密に計算された試合運びがあり、試合時間や流れを見ながら選手を投入し、ゲームを支配することにある。
現在は監督もしくはそれに順ずる人間が少なく、その役割や地位に対してあまり高い評価を受けていないが、今後はそういったことの重要性をもっと理解し、審判にもそのゲームを管理する義務と責任があることを忘れないでもらいたい。
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TETSU Tetsuya Kobayashi
1976年生まれ。平塚江南高校卒業。大磯町在住。元中郡サッカー協会技術委員長。元エスポルチ藤沢スクールコーチ。サッカー地域C級ライセンス保持。現神奈川選抜選手。2002年4月よりジュニアスクールを開校する。原稿に関する質問、問い合わせ感想等はこちらまで
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