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(緊急コラム)今年度の全日本選手権神奈川県予選募集おける問題と今後の波紋(2002/9/3)
今週の初め、皆が待ちに待った今年度の全日本選手権神奈川県予選の募集要項が発表された。それが周囲の人々に「驚きと怒り」をもって迎えられたのが、募集チーム数が「30チーム限定」であるということだ。
増加傾向にある選手権参加チーム数に対して、単純に考えても昨年度の参加チームが34チーム(シードチームは除く)だったことを考えると抽選漏れにあうチームが存在するであろう。
今年度の神奈川県予選の開催方法については、年度当初からさまざまな情報が流れた。東京都同じように施設予選を開催するとか、県リーグ(3部まで)に参加してないチームは予選に参加できないとか
まず第一に参加チーム数が限定されると言うことは、とにかく「出れないチーム」が出てくると言うことだ。協会の人たちも限られた体育館や審判しか確保できない以上それは仕方の無いことだが前年度まで参加希望チームが条件を満たしていればすべて参加できた以上施設予選を行うなどしてすべての参加希望チームに門戸を広げてほしかった。(募集要項の発表が関東のなかで遅かったのも問題ではないか)そして選考基準が明らかにされて無い以上、県リーグ参加チームでも出れない可能性があるのではないか。もし、県リーグ参加チームが優遇されるのなら、県リーグ参加チームにとってはありがたいことだが逆にいままで選手権だけに照準の合わせたチームが参加できないことにもなってくる。
そして、一番の問題点は、「今年度から県リーグ参加チーム以外は選手権に参加できない。」という情報が流れたことだ。この情報は県リーグ参加チームの代表者会議上で伝えられたとされており、県リーグに参加している代表者たちや、3部リーグを開催するいくつかの施設の人たちも発言し、実際、選手権へ出場するためにリーグ戦に参加したチームもいることからその真偽は追求するべきである。(実際、そのことが事実になっていたら県リーグ開催要項に明記されて無い以上、もっと問題になっていたであろうが)現在、フットサル界ではサッカーと同じように協会チーム登録の拡大を進めており、将来的にはすべてのチームをサッカー協会登録チームとして管理していく方針だろう。
フットサルの全日本選手権はサッカーで言うところの天皇杯(これももちろん全日本選手権)にあたりサッカーの天皇杯においては、すべてのチームが参加対象と言ってもサッカー協会登録のチームしか参加できないわけで、神奈川においては3部リーグの上位2チーム(通常2部への入れ替え戦と合わせて行われる)に入らなければトーナメントに参加できないのである。(協会と言ってもあくまでも日本サッカー協会であって、郡市連盟においてはその登録が日本サッカー協会の管理下に無いため登録は違ってくる。郡市リーグに参加しているチームが天皇杯に参加できないのはそのためである)
今回の問題は参加チームの協会登録管理体制への移行期において派生した問題であると指摘する。今年度はとりあえず、チーム数の限定ということしか行っていないが、前年度同様に選手権のみを目標に参加を目指していたチームにとって抽選漏れと言う結果になった場合、その時の落胆ぶりはいかなることであろう。
来年度からは協会リーグ所属チームの選手権参加においては、リーグ戦登録と同じメンバー登録で行う方向であるという情報もある。来たる未来の競技志向チーム・選手の管理体制として今後の方向性としてはむしろ当然であるが、突然その命題を突きつけられた人々にとってはいかなる反応を求められるものであろう。
フットサルの都道府県リーグの先駆けを行った神奈川において、今回の波紋はいかなることであろう。
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TETSU Tetsuya Kobayashi
1976年生まれ。平塚江南高校卒業。大磯町在住。元中郡サッカー協会技術委員長。元エスポルチ藤沢スクールコーチ。サッカー地域C級ライセンス保持。現神奈川選抜選手。2002年4月よりジュニアスクールを開校。
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