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■選手もボールを蹴るだけでなく、最低限の社会的知識、ルールを学ぶべきだ!!自分を守るためにも
サッカー先進国ならではの会話。引き続き、シュンビーニョを始め、若い選手達の実際例を挙げる。
「選手はマネージメントの事など何も解っていない」というのが代理人やフロント関係者が常に口にする言葉。だから、選手の中には運悪くずる賢い代理人にいいようにされてしまう事もある。
こんな話しがある。選手の契約権(パッスィ)を交渉により、100%中10%〜15%の権利を選手自身が所有する。残りはクラブが大半を占め、残りを元のクラブと代理人で分けるというもの。
サンパウロFCの役員がこんなことを言っていた。「選手には、自分の所有以外の保有権に関しては気にするなという。最初の交渉で車が欲しかったり、50万円程度のお金が欲しくてたまらないのなら、自分の所有するパッスィ10%〜15%を買い取ってあげるという。サンパウロのスター「カカ」は、いくらでミランに売れたと思っているのだ。16億だよ。16億の10%っていくらよ?目先の50万円くらいが欲しいのか、億単位の10%が欲しいのか良く考えるべきだ。そんな事より、まず若い選手は自分の価値を上げる事。勿論グランドで結果をだすことが最重要点だとは思わないか?選手もその親も全く理解していないで、目先のお金を直ぐに考える。」とこんな内容だ。
自分の保持しているパーセンテージ以外で、さらにクラブや代理人から物を購入するようにねだる。やはり、選手は甘い汁を吸い始めると手がつけられなくなる。これを徹底して教育するのがプロの世界。アマチュアの世界には無い話しなのだ。
日本のプロの世界では契約権というよりも、移籍金の換算が特殊であり、完全移籍の選手にはそれ相当の価値がなくても莫大な移籍金が掛かる。こんなシステムだと、そこまで支払って先進国のチームが日本人を欲しがらないから、企業が肩代わりをしないと、折角の海外チャンスも消えていってしまうというものだ。今のところ、日本人が海外でJリーグから完全移籍している例は少ないが、今後はどうなることか。
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今野 英一 Eiichi Konno
神奈川県出身。COJBの創設者で、代表。F.C.COJB監督。
ブラジルでプロとして10年以上のキャリアを持つ。
18歳でブラジルへ渡り、20歳でサンジョゼECとプロ契約。その後日本・ブラジルと数チームを渡り歩き、ブラジル留学の悲惨な現状と日本サッカーに何が足りないのかと言う事を実際に肌で感じ、この選手達に対して責任を持たない留学斡旋ではなく、日本サッカーの将来の為、自らの理念の為、「育成」というテーマに挑み続けている。
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