名古屋サテ、盤石の勝利

開催日:2014年6月22日(日)
会場:愛知県・守山スポーツセンター
試合時間:前後半20分、ハーフタイム10分
写真・文/橋爪充

 2年連続東海1部準優勝の名古屋オーシャンズサテライトが、悲願の初優勝に向けて"鬼門"の開幕節を飾った。

 名古屋サテは毎年メンバーが大幅に入れ替わる。Fリーグチームの下部組織の宿命とも言えるが、今季も昨季の主力の多くをさまざまなクラブに送り出した。名古屋サテが1部に昇格したのは2012年。それからこのチームは何人のFリーガーを輩出しただろう。彼らの「サテ時代」と現在をじっくり比較考察してみたいところだが、それはまたの機会にしたい。

【緊張感が伴う初戦を突破した名古屋サテのメンバーは、喜びを爆発させた】

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 今やリーグ全体の「育成機関」とも言うべき存在の名古屋サテだが、メンバーの流動性ゆえに、開幕直後はチームが固まっていない。毎年苦戦する。今季のチームは、若山伸太郎監督によれば「さらに若返って、平均年齢20歳ぐらい」という。

 若いチームの開幕初戦。緊張もあったか、Praia Grandeに先手を許す。2分、左サイドからフリーで打たれてあっさり失点する。ボールサイドに気を取られ、ディフェンスの連動性を欠いた結果だった。

 だが、その後の展開は落ち着いていた。プライアは渡邉純のロングボールと力強いドリブルを中心に攻撃を組み立てるが、名古屋サテは選手間の適正な距離を保って対処。8分、浅尾拓巳のシュートがDFに当たってゴールインし、イーブンスコアで前半を終える。

 後半は、名古屋サテが徐々に運動量の落ちたプライアを尻目に着々と加点した。28分、ゴール右の混戦から出たボールを今季キャプテンの大野一輝が抑えの効いたシュートをたたき込み逆転。29分、浅尾の折り返しを橋本優也が沈めて3点目。直後に5ファールを喫するが、速攻から3対2の状況を作り出し熊谷知紀がだめ押しの4点目。結局、6対1でゲームを終えた。

 試合終了後、若山監督に話を聞くと「個の力は前年度に劣る」という言葉が出た。実はこれ、昨年の開幕節でも聞いた表現。だが、秋口になるととてもそうは思えなくなっているのが、このチームの通例だ。今年は例年より開幕が遅かったぶんだけ、チームの熟成度が高いように見えた。「リーグ戦、そして地域チャンピオンズリーグ優勝を目指す」と若山監督。小粒ながら「ぴりり」と辛い選手がそろった印象の今季、どこまで強さを発揮するか見届けたい。

 プライアは前半までは「ゲームプラン通り」(大浜善成監督)に進めながら、後半はガス欠した。強さと巧みさを兼ね備えた"闘将"渡邉純が復帰し、チームは生まれ変わろうとしている。次節からは、こちらも復帰組の石川隼人(前ゼブラ)も出場予定。ベテラン奥山保司も練習に戻っているという。陣容が固まれば、台風の目としてリーグをかき回しそうだ。

 

[試合結果]
名古屋オーシャンズサテライト 6-1 Praia Grande

[得点経過]
2分 0-1 杉原裕介(プライア)
8分 1-1 浅尾拓巳(名古屋サテ)
28分 2-1 大野一輝(名古屋サテ)
30分 3-1 橋本優也(名古屋サテ)
34分 4-1 熊谷知紀(名古屋サテ)
38分 5-1 浅尾拓巳(名古屋サテ)
39分 6-1 平田マサノリ(名古屋サテ)

 

【2ゴール1アシストの活躍を見せた名古屋サテ浅尾】

 

【高いアジリティーに加え、シュートへの積極性も見せた名古屋サテ熊谷知紀】

 

【左サイドからの仕掛けが目立った名古屋サテ平田。今季はゴール量産が期待される】

 

【プライアは渡邉純の奮闘が目立った。この選手がピッチに入ると雰囲気が一変する】

 

 

【本エントリの著者】
フットサルネット事務局
URL: http://www.futsalnet.com
フットサルネットの管理人です。各種お問い合わせ、ご意見・ご要望は私宛にお願いします。
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