2012シーズン振り返り座談会 その7

国内編 -3-

 Fリーグの、いくつかの○の話
   何はともあれ、この座談会の結論は......

(構成/高田宗太郎) 

フットサルネット 今年のFリーグで、
なにか、○が付けられるトピックスはありましたか?

 

高田 北海道が観客動員数ですね。

ホームゲームの平均が1871人で、
これは名古屋の1709人より多いんですよ。

 

菊地 どうゆう理由なんだろうね。

 

【参加メンバー】 ご存知3人組

  

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高田 詳しいところはわかりませんが、
応援したくなるチームではあると思うんですよ。

ほぼ道出身選手で固めて、
やっているフットサルもクリーンで、
イメージは、ユニフォームのようにさわやか。

一貫性を持ってチームカラーを深めてきたことが、
認知につながり、観客動員数にもつながっている
のかもしれですよね。

 

フットサルネット なるほど。

 

高田 降格昇格がなく、優勝も難しい。

その現状で、勝敗以外のそういう部分に
比重を置くのは、クラブとしては大事なことだと思うんですよ。

 

  そのとおりだと思います。

Fリーグのクラブが、
地域リーグのクラブとどう違うか。

地域のクラブは、
試合をして勝つこと、
つまり競技を目的とすればいい
と思うんですが、

Fのクラブは1つのインフラにも
成り得るものだと思うんです。

そのクラブがあることによって、
その地域の人の生活が潤う、
というような。

北海道は北海道教育委員会と
提携したりと、

「フットサルのトップリーグにいるクラブである」

ということを活かした活動をしていると思うんです。

 

フットサルネット 菊地さんは、
なにか○だったことは?

 

菊地 今年は、名古屋がヒールじゃなかったのが、
よかったかなと。

今までは「名古屋はずるい」
という感じがあったと思うんです。

フィジカルが強くて、ゴリ押しで来るという。

 

高田 環境面への羨望や嫉妬心などから、
言葉は悪いですが、
「卑怯だ」「反則だ」
といったような空気は、
ずっとありましたよね。

 

菊地 ただ、今年のチームは
ゲームマネージメントもうまくて、
テクニックも、パスワークも見せる。

例年よりも強いんだけど、
今年は憧れる存在になったと思うんです。

 

フットサルネット 言われてみると、
たしかにそうですね。

 

菊地 ダントツで優勝したけど、
「あぁ?、なんだよ」みたいな印象はなくて、
素直に「おめでとう。

素晴らしかった」という感じなんですよ。

 

  イメージとしては、
レアルマドリードやバロセロナが
地方に来て試合をしているような、

「あれが森岡薫か、あれがリカルジーニョか、すげーな」と。

これだけ強くて、
これだけ面白い名古屋が、
フットサルの伝道師として今年果たした役割は
大きかったと思います。

 

菊地 願わくば、
それに対抗するチームに
出てきて欲しかったんだけど、
結局それは、地域リーグのフウガだったという。

 

高田 ファイルフォックスが、
「無敗三冠」を達成した年が
あったじゃないですか。

 

フットサルネット ありましたね。

関東リーグ、全日本選手権、
地域チャンピオンズリーグの三冠をした年が。

台湾W杯があった04シーズンですね。

 

高田 その翌シーズンの
関東リーグでは、
「無敗三冠」がキーワードだったんですよ。

当時フットサルマガジンピヴォ!で
作った選手名鑑では、
5、6チームの選手達が、
そこを強く意識していた。

「オレたちだって!」と。

でも来季、「無敗三冠」を掲げる
Fリーガーがいますかね?

 

フットサルネット いないでしょうね。

 

 ただ、わかりやすく強いチームがいることは、
マイナスだけじゃないと思うんです。

ブルズが強かったときのNBAは
盛り上がっていたし。

中にいて通しで見ている人は、
何年も同じ結果が続くと「つまらない」と
思うかもしれないですが、

外へアピールするには、
最強チームがいたほうがわかりやすい。

 

 

フットサルネット そうかもしれないですね。

ただ、対抗するチームは必要ですよね。

フェラーリに対するマクラーレン、
ヴェルディとマリノス、
ジュビロとアントラーズのように。

 

高田 ジョーダンのブルズにも、
ジャズなどのライバルチームがいましたからね。

 

  国内編の討論を総括して、
結論を言っちゃってもいいですか?

 

フットサルネット どうぞ、どうぞ。

 

  何はともあれ、「フウガをFリーグに上げましょう!」ということです。

 

(了)


 

【本エントリの著者】
高田宗太郎
URL:
1982年1月6日生まれ、神奈川県出身。 2004年春、東海大学工学部を卒業。在学中にフットサルの魅力に取り憑かれ、卒業と同時に当時唯一のフットサル専門誌だったフットサルマガジンピヴォ!の編集者になる。2006年春からは編集チーフを任され、2008年3月に4年務めたピヴォ!を退社。以降、フットサルライターとして活動中。フットサルの本 質と向き合うことを目標とし、モットーは「フットサル対して謙虚であれ」。
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