2012シーズン振り返り座談会 その5

国内編 -1-

 盛り上がりにかけたクライマックス
   今年のプレーオフのシステムは大失敗

(構成/高田宗太郎) 

フットサルネット さて、「国内」の話ですが、
2013シーズンは、名古屋がついに国内無敗で
三冠を達成しました。

さらに、Fリーグではプレーオフ制度が
導入されたわけですが。

 

  まずは、そのプレーオフについて
議論したいです。

プレーオフ制度の導入については、
過去の座談会も含め、
僕らメディアは何度も
言及してきましたよね。

【参加メンバー】 ご存知3人組

  

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高田 たしかに。

ミゲルが就任したころだから3年前、
Fリーグの3シーズン目には、
メディア内でプレーオフ待望論が
起こっていた。

 

 それで、
ようやく導入されたプレーオフなんですが、
正直、期待していたものとは違っていた。

僕らが思い描いていたものは、
3位までじゃなく、
もっと下のチームにも進出権が与えられて、
そこに進出したチームによるトーナメント戦を、
代々木なりで集中開催して、
お客さんを集めるという。

 

菊地 そうそう。

大きな目的は2つあって、
1つは

「お客さんが集まりそうな場所で、
クライマックスを作る」ということ、

2つ目は「プレーオフ進出争いが、
リーグ全体に波及して盛り上がる」
ということだったと思うんです。

 

  その1つ目について、
すごく残念だったのは、
2位になった大阪が
ホームの会場を抑えられなかったこと。

結局、オーシャンアリーナで
2位大阪と3位府中の
1stラウンドが行なわれましたが、
観客は全く集まらなかった。

今回のシステムの大きな問題点ですよ。

 

菊地 Fリーグを運営している側と、
各クラブを運営している側の
コンセンサスがとれなさすぎているよね。

 

  2位と3位の1stラウンドは
2位のホームで行なう、
というシステムにした以上、
Fリーグの全クラブが、
その日程で体育館を
抑えておかなければいけない。

けれど、名古屋以外は、
それが難しいわけじゃないですか。

その状況で、今回のシステムで
踏み切ったのは、
正直、Fリーグの失態と言ってもいい。

 

フットサルネット 見切り発車という印象は
否めませんよね。

 

  それで結果的に今回のプレーオフが、
盛り上がったか、盛り上がらなかったかといえば、
盛り上がらなかったわけじゃないですか。

来年も今回のようなことになるならば、
システムを改めるべきだと思います。

 

高田 僕はファイナルラウンド2戦目、
名古屋の優勝が決まった試合だけ
取材に行ったんですが、全日本選手権と比べて、
専門誌や専門記者、カメラマンの数が
極端に少なかった。

注目が集まらなかったということですよね。

 

  導入の目的がぼやけてしまいましたよね。

注目を集める、というのが目論みだったはずだと
思うんですが。

 

菊地 そう。

ダブルクライマックスを作る
ということだったはずが、
そういうことになってしまったのは、
大失敗だったと思う。

 

  大阪対府中の観客数は、
約400人ですよ。

両チームの熱心なファン、
それだけだった。

でもこれは、当然と言えば当然の観客数ですよね。

(つづく)

 

【本エントリの著者】
高田宗太郎
URL:
1982年1月6日生まれ、神奈川県出身。 2004年春、東海大学工学部を卒業。在学中にフットサルの魅力に取り憑かれ、卒業と同時に当時唯一のフットサル専門誌だったフットサルマガジンピヴォ!の編集者になる。2006年春からは編集チーフを任され、2008年3月に4年務めたピヴォ!を退社。以降、フットサルライターとして活動中。フットサルの本 質と向き合うことを目標とし、モットーは「フットサル対して謙虚であれ」。
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