2010年正念場を乗り越える環境は整った!

年頭に「2010年はフットサルの正念場だ(1) サッカーW杯編」のなかで、フットサル人気の真の底上げの決め手は、他力本願ながらサッカーW杯の盛り上がりであると述べ、多くの反響をいただいた。

そして、「2002年の再来というわけにはいかないだろうけど、2010年の南アフリカ大会もボールを蹴りたいという気持ちを刺激する大会になってほしい。このサッカー人気再燃!、という大きなエンジンが動き出すと、フットサル界もうまく回り始める。」とも述べた。

大方の予想に反して、日本代表はベスト16入りし、その戦いぶりはサッカーファン以外の多くの国民をも惹きつけた。そして代表の勝利は、大きな経済効果に繋がったようだ。

ネットや新聞上での分析を簡単に整理すると、2006年ドイツ大会と比較すると、エコポイントなどによって薄型テレビの買い替えが既にある程度進んでいるという状況はあるものの、サッカー関連グッズやユニフォーム、サッカー教室なども盛況だという。「勝てば勝つほど売り上げ増」ということらしい。


そしてフットサルコートはどうか。正式なデータをまとめているところはどこにもないが、私が訪れた3箇所のフットサルコートの個人参加はどこも盛況。決めれば「スナイデル」「ミュラー」、はずせば「メッシ」「フェルナンドトーレス」、相手をはじきとばせば「ギャン」、バーに当てれば「コマノ」という声が飛んでいた。

フットサル施設のクラブハウスでは、権利の関係なのかワールドカップを感じさせる掲示物や置き物はほとんどないが、ピッチ上では「おれたちのワールドカップ花盛り」の状態になっている。
間違いなく、サッカー人気再燃の巨大エンジンが動き出したのだ。

しかし、上記「2010年はフットサルの正念場だ(1) サッカーW杯編」の中でも指摘したように、「ボール蹴りたい症候群熱が生活に根を張る続ける仕掛け」を用意しておかないと、2002年の二の舞になる。サッカーやフットサルに親しむ生活を送るためにフットサルという競技が、フットサル施設という場所が出来ることは何か。

環境は整った。フットサル施設が、人々の生活にとって「必要なもの」であると認識されるために備えるべきものが何か。それを提示できた施設が、これからの4年を生き抜くに違いない。


【本エントリの著者】
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