2010年はフットサルの正念場だ(1) サッカーW杯編

2010年になって3日目。すがすがしい青空とは裏腹に、2010年はフットサル界にとって嵐の正念場となる可能性を感じる。

新年早々何をもったいつけて!と思われた方も多いだろう。

しかし、早ければ2010年の今年に、フットサルの行方を左右するいくつかの動きが始るのではないかと考えている。

インパクト順に列挙してみる。

 

1) サッカーワールドカップとの関連

現在連載中の「スペシャル座談 ピッチの「外」から見たFリーグ&日本フットサル」のなかでも話がされているように、サッカー人気が後述するFリーグやフットサル施設に及ぼす影響は甚大だ。

この座談で改めて、フットサル界とサッカー人気の関係の深さを認識したので、まとめておこうと思う。

 

データはないが、フットサルのファン層を形成しているのは、Jリーグクラブを熱心に応援するコアなファン層や、イングランドプレミアを中心とした海外のビッグクラブの試合を熱心に観戦する層、ウイイレやサカつくなどを入り口にして関心をもったフットボールフリーク、のいずれかにまたいで属する人たちだと思われる。

「フットサルだけ!これ一本!」という人は非常に少ない。私の周りをみても、私自身を考えても、フットサルはフットボールという大きな枠組みの中のひとつとして存在している。

こうしたフットボールの頂点になるのが、サッカーワールドカップである。クラブ全盛の昨今だが、イベント性でいえば、地球規模のこの大会であるサッカーワールドカップであることに変わりはない。

サッカー日本代表の戦いぶりは確実に全試合生中継で見たいし、勝敗だけでなく試合内容にも異様なこだわりを持つ。欧州/南米の強豪国の戦いぶりも楽しみだ。

 

日韓ワールドカップが行われた2002年。日本全国のフットサル施設に、多くのサッカーファンが押し寄せた。その昔、プロ野球や高校野球を見た子供たちが翌日にバットを振ったのと同じように、ボールを蹴りたい症候群があふれていたのだ。

当時、1時間1万円を越すという高価格でも、コートを抑えるのが難しいコートがたくさんあった。2万円程度かかる大会もたくさんあって、乗り遅れるとすぐいっぱいになった。

 

しかし、あれから8年。そこそこ集客がよいというコートにも空きが目立つ。大会も定員割れが多いと聞く。新しい施設のオープンも随分減った。

これは不況だけのせいなのだろうか?

違うだろう。かつて街にあふれていたボール蹴りたい症候群の人たちの熱が冷めてしまったからなのではないか。皆さんの周りでも、2002年くらいにフットサルチームを作ってやってたけど、その後チームのユニフォームはほこりをかぶっている、という状況が散見されないだろうか。

この熱が生活に根を下ろすと、ボール蹴りが日常になるのだろう。しかし一度日常になっても、生活がほんのちょっと変化するだけで、その根はあっという間に絶たれる。結婚だったり、子育てだったり、転職だったり・・・

それほどにこの根はもろく、すぐにダメになつぃまう。だからその根には、常に水をあげないといけない。水とは、「ボールを蹴りたい!」という気持ちを刺激することだ。

 

2002年のサッカーワールドカップは、自国開催でベスト16という結果を残し、これまでサッカーに縁の無かった人にまで刺激を与えたのだ。それがフットサル施設の爆発的な増加と、それによるフットサルの認知向上という結果となった。フットサル界は今でもその時に積み上げた資産でやりくりしているように思える。

ところが2006年のドイツ大会ではそういう結果にならなかった。いろいろな分析は他に譲るが、この大会での戦いぶりに失望したサッカーファンは多い。だから、ドイツ大会の時にはほとんどフットサル施設利用者数には影響がなかったと聞く。

 

2002年の再来というわけにはいかないだろうけど、2010年の南アフリカ大会もボールを蹴りたいという気持ちを刺激する大会になってほしい。

このサッカー人気再燃!、という大きなエンジンが動き出すと、フットサル界もうまく回り始める。

本来、サッカー人気とは別のところで、こうした循環システムを構築できればよいのだが、今のフットサルはまだそこまでには至っていないのではないだろうか。

 

今回は、完全他力本願的な話ながら、サッカー人気がフットサルの状況を左右する、という当たり前の話をさせていただいた。ただ、このボール蹴りたい熱を常に暖め続けないと、次回以降の状況がどう変わっても、フットサル界に良い状況にはなりそうもない。最も重要で、最も難しいポイントなのだ。

2010年のサッカーワールドカップが、サッカーファンの蹴りたい気持ちを刺激できなかったら、これは確実にフットサル人気に大きなダメージを与えるだろう。 

 

次回は、フットサル施設の状況について考えたのでお楽しみに。

(つづく)

 

【本エントリの著者】
フットサルネット事務局
URL: http://www.futsalnet.com
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コメント[8]

この記事を書いてる人は、頭がおかしい人なのでしょうか?
Fリーグが出来たし、テレビ番組でも、フットサルで、
芸能人が対決するようになってきたんですけど。
サッカー人気が、フットサル状況を左右することはないですけど?
頭の中は大丈夫ですか?

コメント[8]

もっと前向きな記事は書けないのか!
メディアが盛り下げてどうすんの!

大体、2002年の状況が異常な訳でしょ。
盛り上げたかったら2002年の盛り上がりを継続させる努力をしなきゃ!

コメント[8]

正月番組のTOKIOのフットサル、芸能人が いきなりチャラッとするんぢゃなく本気で練習から結構やってて ,しかも町田の原がゴレイロでおもしろかった。 ちょくちょく何かと Fリーガーが お茶の間に出るんも大事っすね〜☆

コメント[8]

Jリーグも日本代表も好きだけど、フットサルとは別枠で見てる。
見るスポーツとやるスポーツの違い。
フットサルは少ない人数でやれるし運動量が多いので運動不足対策にはもってこい。
他の人見てもW杯との関連性はまずないだろうね。

コメント[8]

No.186のアレさんのコメントへの返信

そもそもの現状認識に差があるよね。
記事書いてる人はあぶねーと思ってるわけで、
このコメントの人はそんなことないと思ってるわけでしょ?
それはどういう状況を良しとするかによって変わるわけでしょ?
「頭おかしい」ってのはちょっとどうかと思うけど。

コメント[8]

フットサルを10年、日本のトップでやらせてもらってます。仕事もフットサルを教える仕事につかせていただいてます。この記事について賛否両論あるみたいですが、大方間違った点はついてなくよく感じられてるなと思います。中傷はやめてください!

コメント[8]

「メディアが盛り上げる」ってなんだよ・・

コメント[8]

サッカーワールドカップとの関連:
ん? たしかにそんな切り口の見方もある。
 フットサル場も入れ食い状態は終わり、場所の不便なところは
 閉鎖もあり。
 若人にスポーツとして定着したのか、否か、、
 会社帰りや休みに手軽に楽しめる男子の団体球技競技
 今までは存在しなかったカテゴリー これは有望。
 取って代わるとしたら バスケットボール
 しかしインドアが必要となると 商売ベースでは難しい
 それに23時過ぎよりTVでサッカー、朝新聞でサッカー と
 フットサルのように誘発メディアもないし。
 今後は、
 少子化、男子減少(友達の子はなぜか女子多し)のなか
 動物生態の身体運動は欠かせない本能はあるものの
 やはり均衡縮小方向へ。
 テニスのように全国の市町村にコートがある(タダ?もあり)
 スポーツに化けるには オリンピック種目化と歴史(時間)が必要。
 本流皇族の名誉会長就任、○○殿下・姫君のフットサルコートで
 芽生えた恋 なども頼もしい。
 Fリーグに関しては ん? こりゃたいへんだ☆
  

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