【Fリーグ2007・初年度終了・座談企画】
【第2回】
構成・北健一郎
フットサルのサポーターはどうあるべき!?
●座談会参加メンバー:
菊地芳樹氏(ストライカーDX)、橋爪充(フットサルLife)、北健一郎氏(ストライカーDX)
(以下全て敬称を略しています)
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橋爪 湘南のサポーターはホーム最終戦の花巻戦後に
大ブーイングをしましたよね。
でも町田も負けたけどブーイングはしないで、
「まだ1年目だし、優しく見守っていこう」という雰囲気があった。
某フットサル専門誌でFリーグのことを「ぬるま湯」だと
書いた人がいましたが、そういわれるゆえんは
もしかしたらそこにあるのかなと。
北 選手にプレッシャーをかける、
厳しい環境を作るという考え方は当然あると思うんですけど、
ライトなファンが見に来て、ホームのチームが負けて、
その後サポーターからブーイングを浴びせられていたら、
次また見に来ようと思うのかなって。
サッカーのサポーターの感覚を持ち込むのは、
いい部分もあれば、まだフットサルには早い部分もある。
もう少し広い視野で見てほしいなとも思います。
フットサルネット FリーグのモデルとなっているJリーグでは、
サポーターがサポーター然とし過ぎてしまって、
コアな人しか入りづらい閉鎖的な空間になっているんじゃないか、
という風にもいわれているじゃないですか。
Fリーグが今の段階でそういう状態になってしまうと、
本当にJリーグのミニチュア版になってしまうというか......。
北 競技としての発展性がなくなってしまいますよね。
フットサルネット 応援する人が専門にいるんだという感じだと、
他の人は引いちゃうじゃないですか。
その人たちは自分たちと同じ目線じゃなくて、
選手と仲が良くて、全然違うんだという感じになると、
広がりがなくなっちゃいますよね。
北 今のFリーグではサポーターも、ある意味"演出側"の
一員だと思うんです。
サポーターも含めた会場の盛り上がりを
提供していけないと思うんですよ。
浦安が盛り上がったのって、コアなサポーターが
お客さんを積極的に巻き込もうしたのが大きい。
例えホームのチームが負けたとしても、
一緒に手拍子をしたりすることによって、一体感を感じたり、
応援する楽しさを味わえるじゃないですか。
橋爪 浦安のサポーターは巻き込もうとする意識が
強かったですよね。
キックオフ前にチャント(コール)の練習をしたり、
選手コールの紙を配ったり。
トランペットに関しても上達しているように思いますし(笑)。
体育館という音が響く空間の中で、
彼らはゲームを彩る要素としては大きい。
それから、花巻のようにバルーンスティックを打ち鳴らすような、
誰にでも気軽にできるようなものから始めるのもアリだと思いますし。
サッカーにはない独自の応援スタイルを作っていってほしいですね。
菊地 JリーグはJ1、J2合わせて33チームが全国各地できて、
俯瞰(ふかん)的に見るよりも、マイチームを作って、そこ一挙手一投足に
振り回されるという楽しみ方にシフトしてきている。
その点、開幕したてで、まだ8チームしかないFリーグでは、
まだ観戦回数が少ない人や、好カードを選んで見に行くという人が多い。
その点はJリーグとFリーグの大きな違い。
北 俯瞰的に見る僕らのようなマスコミの視点と、
フットサルファンの視点って、これまでは割と近いものが
あったと思うんですよ。
Fリーグができたことによって、
1つのチームに振り回されるというファンが
増えたのは確かですよね。




