【第1節:9月23日開催 (代々木第一体育館)】
<第4戦・バサジィ大分 vs バルドラール浦安>
写真:M.Minagi
この試合の振り返り。
【第1節・第4試合:試合終了 大分2-4浦安】
![]() バサジィ大分 |
![]() バルドラール浦安 |
【第1節・第4試合の復習の反省】
この試合、個人的には千綿リカルドと、松田マルシオという大分の2人の日系ブラジル人の活躍が非常に印象に残りました。
かつて、日本フットサル界をリードしたのは、群馬や浜松の日系ブラジル人チームでした。そして、彼らのフットサルは、非常に激しく、日本の強豪チームはことごとく破壊的な敗戦を喫したものでした。
それはそんなに昔の話ではなく、2004年くらいまでそういう状況は存在していたのです。
関東リーグなどの地域リーグが活性化し、じょじょに日本チームが日系ブラジルチームに肩を並べだすと、日系ブラジル人選手は日本チームに助っ人として参加するようになります。
やはり日本チームにうまくフィットするのは、プレースタイルが日本人的で、いわゆるラフなプレーをする選手は合流しませんでした。もっと言うと、合流して全日本選手権などに参加しても、結果的に試合を壊してしまうようなケースも多く、最終的に日本チームに残ったのは、ラフプレーをうまく調節できるバランスのいい選手だけになっていきました。

しかし、この日の大分の特に千綿リカルドには、日系ブラジルチームの全盛期の「怖さ」を感じました。試合の流れをつかむためには、もしくは相手に得点させないためには、ある程度のラフプレーをいとわない。そういうぴりぴりしたものを感じました。危険な場面で彼らが見せるプレーは、我々に刹那的な印象を与えます。
この試合、「スター軍団」浦安に対抗するためのひとつの有効な手段として、彼らのプレーは非常に効果的でした。とにかくつぶすつぶす。前半5、後半6のファウルを積み重ねます。浦安ボールへのアプローチの早いこと!それがリカルドだったりすると、意味も無く「あっ!」と立ち上がってしまいそうになります。それくらい「つぶす」意志をびしびし感じるプレスでした。

そうした展開の中で、ペースを握れない浦安ですが、藤井や小宮山といった経験豊かな選手がじょじょに流れを引き寄せます。
マルシオに先制ゴールを決められるものの、前半の終盤から意識的にミドルを打ちまくっていた小宮山が、後半早々に同点弾を叩き込みます。GKに対する4秒ルールで、藤井が中央に出すようなそぶりから右サイドの小宮山に流して小宮山が決めるのです。「あ?」という感じでした。
シト監督が試合後に「疲れたところで、前半出場時間の短かった中島や岩本を使ってミスを誘った」と語っていましたが、これが的中し中島、小宮山、稲葉が連続ゴールします。座談会では、「日本代表選手を多く抱える浦安ですが、ここにシトというスペイン人監督が合流して、どんな化学反応が起こるのか」という話のポイントがまさにここに出たのではないかと思います。
代表級の選手というのは、個々の能力はもとより、監督の意図にどれだけ沿ったプレーができるか、という点において優れているのだと思います。シト監督のこうした意図通りに選手たちは動き、試合の中で実現したのです。

これは浦安強いなあ、と強く感じました。
そしてまたも個人的な意見を言わせてもらえば、岩本や平塚といったプレデタープロパー選手の頑張りは、見ていて非常にうれしいものです。平塚はバランサーとして非常に利いていましたし、岩本はサイドから中に切れ込むドリブルで大分をかく乱していました。
稲田も、サポート不足な中、典型的なピヴォスタイルで機能していました。
さあ、8チーム全てを全て見ました。
開幕時点では、チーム力の差はそれほどのないながらも、結果は順当なものになっています。
これから20試合を経て、どのチームが初代王者となるのか、そしてチームの力関係がどうなっているのか。楽しみです。







PKを蹴るジオゴ
















とか、
とか、




このトロフィーは、上部のボールを、5つの「F字」の支柱でもって掲げるようなデザインになっています。









