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【東京都選抜・全国大会へ向けた最終調整試合レポート】 2002.07.15.
開催日:2002年7月26日(金)〜28日(日)
場所:グリーンアリーナ神戸(兵庫)
■試合の模様 7月14日(日)、午後6時半、東京都選抜の最終調整試合開始のホイッスルが鳴り響いた。
2連覇を狙う、いや義務付けられたスター軍団・東京都選抜。市原、相根といった主力が海外移籍で不在。不安な要素はある。
そしてこの日、中村恭平監督(府中アスレティック)率いる、プレデター、シャークス、カスカベウ、府中アスレティックなどから選ばれた選手が構成するチームが対戦相手として結成された(以下混成チームと呼ぶ)。そのメンバーは以下の通り。
<<東京都選抜>> <<混成チーム>>
| 番号 |
ポジ |
氏名 |
所属チーム |
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ポジ |
氏名 |
所属チーム |
| 1 |
GK |
遠藤 晃夫 |
CASCAVEL |
|
GK |
松原 君守 |
CASCAVEL |
| 2 |
FP |
小宮山 友祐 |
FIRE FOX |
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FP |
鞁島 三郎 |
府中アスレティック |
| 3 |
FP |
前田 善史 |
CASCAVEL |
|
FP |
田畑 繁穂 |
府中アスレティック |
| 4 |
FP |
安田 和彦 |
CASCAVEL |
|
FP |
森 拓郎 |
府中アスレティック |
| 5 |
FP |
横山 恵介 |
I・P・D FC |
|
FP |
森 佳祐 |
府中アスレティック |
| 6 |
FP |
難波田 治 |
FIRE FOX |
|
FP |
三井 健 |
府中アスレティック |
| 7 |
FP |
橋田 桂二 |
FUTURO FUCHU |
|
FP |
帖佐 浩二朗 |
PREDATOR |
| 8 |
FP |
南 健二 |
小金井ジュール |
|
FP |
平塚 雅史 |
PREDATOR |
| 9 |
FP |
金山 友紀 |
CASCAVEL |
|
FP |
村松 淳二 |
SHARKS |
| 10 |
FP |
関 新 |
SHARKS |
|
FP |
横山 哲久 |
SHARKS |
| 11 |
FP |
木暮 賢一郎 |
FIRE FOX |
|
FP |
林 善徹 |
CASCAVEL |
| 12 |
GK |
定永 久男 |
FIRE FOX |
|
FP |
中野 歩 |
CASCAVEL |
| 13 |
FP |
稲田 裕介 |
CASCAVEL |
|
|
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|
| 14 |
FP |
上村 信之介 |
FUTURO FUCHU |
|
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| 15 |
FP |
甲斐 修侍 |
CASCAVEL |
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| 監督 |
|
松村 栄寿 |
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監督 |
中村 恭平 |
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| コーチ |
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川越 晋介 |
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この試合、スターターは、都選抜は、前田、稲田、安田、難波田、遠藤。混成チームは平塚、中野、林、村松、松原。 CASCAVEL 率の高いスタートになった。
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| 会場の全景 |
試合前半。ボールキープ率はほぼ五分五分。両者なかなか崩すまでに至らない。
混成チームは、守備ブロックをハーフライン下に設定し、マンツーマンに近い形で守る。
試合展開は予想に反し、混成チームの方が遅攻が多かった印象が残る。都選抜はそれに対して速攻を仕掛けるシーンが多い。
また、都選抜は力のある選手が目白押しなだけに、核となる選手がはっきりせず、それに伴って守備の形、攻めの形がはっきりしない時間がつづく。
そして、前半15分、混成チームのコーナーキックを都選抜のGK遠藤がはじく。このルーズボールが一旦都選抜選手に渡るが、そこにプレッシャーをかけたのは、先程コーナーを蹴った帖佐。帖佐に当たって再びルーズになったボールを混成チームの鞁島が奪う。すぐさま左に走りこんだ帖佐にボールを預ける。都選抜GK遠藤は帖佐に飛び込むが、帖佐は冷静に中央の鞁島にリターン。鞁島は無人のゴールにボールを蹴り込み先制した。
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| 同点弾を入れた関(10) |
たった2人で切り崩した得点だった。
しかし都選抜はすぐさま追いつく。前半16分。都選抜左サイドからのコーナーキック。ここから後ろに落としたボールをシュートに行くが、混成チームのブロックにあう。この時ゴール近くには稲田がゴールに背を向ける形で立っていたが、跳ね返ったボールにいち早く反応した稲田が振り向きざま強烈なシュート。これがネットを揺らし、同点とした。
この試合、審判の笛が比較的厳しく、この頃には両チームともにファイブファウルを数えていた。
まず最初に第2PKを得たのは都選抜だった。しかし稲田が蹴った強烈なシュートに松原が反応しゴールならず。
そして前半18分、次に第2PKを得た混成チームの森佳祐がサイドキックで冷静に決め、2対1と再び混成チームがリードした。
都選抜は再び第2PKを得るが、小宮山がこれを外してしまい、またもゴールならない。
このまま2対1の混成チームリードで前半を折り返した。
前半の都選抜は、攻める時には混成チームにスペースを消され、逆に守る時には前と後ろが伸びてしまっていて相手にスペースを与えていた。試合後に松村監督が語ったように「前線のプレスの位置が高すぎて、その後ろのスペースが空いてしまい、そこに入られた」。ダイレクトプレーがほとんどないため、いつも混成チームは守備ブロックをきっちり作ってから対応が出来ていた。都選抜が得点を予感させるシーンは比較的少なく、選抜チームの難しさがモロに出た前半だった。
そして後半。序盤は前半とほぼ同じような展開。前線のプレス位置の修正で、デフェンス時に伸びた印象は薄いものの、攻め手に欠き、混成チームの守備ブロックの外側からミドルを放つようなシーンが目立つ。しかし、時折前田や甲斐らの選抜選手の単独突破は迫力があり、流れと関係無くねじ伏せてくるような瞬間もたびたび訪れたが、村松や鞁島を中心にした混成チームはこれを体を張ってはじいていた。
混成チームは守る時はとにかくきっちり引いて守る。必然的に都選抜の攻めに使えるスペースが狭くなり、窮屈そうに攻める都選抜。都選抜は頻繁にメンバーを入れ替える。そしてなかなか連携プレーを見せることも無く、一進一退の攻防の中、時間だけがどんどん過ぎていった。
しかし、そんな中、甲斐を中心にしてリズムが出始めた後半10分。怪我で選抜辞退かと思われていたが、この日復活した関(SHARKS)が、稲田からの絶妙な浮き球の左前方へのスペースへのパスに反応し、走りこんでワントラップで左足シュート。このシュートがきれいに右サイドに決まって再び2対2の同点。
この時間帯になると、都選抜のキープ率が上がってくる。ボールを甲斐に集め、そこから金山や関、稲田らのスピードある選手が走りこむ。ボールを止めて足元でどんなに速いパス回しをやっても崩せない時代がやってきていることを痛感する。それは、スピードのある選手がこの試合で活躍したことでもわかる。
そして、都選抜がこの日初めてリードを奪い、かつこの日決勝弾となる金山のゴールは、やはり甲斐とのコンビネーションから生まれる。混成チーム鞁島の第2PKをなんとかしのいだ都選抜は、左サイドからのパス回しで甲斐から信之介、これを後ろの小宮山に戻す。小宮山は逆サイドのタッチライン一杯の位置に戻ってきた金山に渡す。金山はすぐさま前を向き、ゴールを向かうプレッシャーを与える。しかし、実はこの時、パス回しの起点となった甲斐が右サイドのゴールライン付近に走りこんでいて、金山の前方で待ち構えていたのだ。
すかさず甲斐にボールを当てた金山はそのままゴール前まで走りこみ、甲斐からリターンされたボールをゴールを蹴り込んだ。きれいなゴールだった。
最後の最後まで混成チームは攻め立てたが、試合はそのまま3対2で都選抜が勝利した。
■コメント
松村栄寿監督(東京都選抜
Q.今日は思った試合が出来ましたか?
A.最後の最後には出来たけど、スタート前半はダメだったね。
もっとスピーディなフットサルがしたかった。スピーディなフットサルというのは、局面でダイレクトを有効に使うこと。今回はそれが出来る選手を集めているわけですから。
Q.全国大会の目標は?
A.去年は優勝しているから、優勝したいと思いますね。恐らく力的には関西と東京だと思うんです。個人の力だけを見れば東京がいいと思うけど、いい形で理想の形に持っていけるようにしたい。先日の水戸での予選でも、3試合目でやっといい形になった。これは選抜の泣き所なのかもしれない。。今日ももっと前半からそういういい形でいければ、よかったと思うんですけどね。目指すフットサルが出来れば。
<過去大会記事>
・第16回大会詳細レポート (2000年7月23日) |
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