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【日本代表特設ページ】 第9回AFCフットサル選手権
開催日:2007年5月19日(土)
場所:大阪市中央体育館
【レポート】菊地芳樹、【写真】勝又寛晃




○第9回アジア選手権(大阪・兵庫/日本)2007/05/13〜05/19

3位決定戦
3 前半 0
2 後半 3
ウズベキスタン 5 合計 3 キルギスタン


ウズベキスタン代表


キルギスタン代表

キルギスの“ウズベキスタン越え”なるかで注目した試合だったが、ウズベキスタンがスタン系ナンバーワンの地位を守った試合になった。

お互いに準決勝の敗戦のショックから、この試合に向けて精神的にも体力的にも回復させるところで、ウズベキスタンが上回った。何より、キルギスは大会を通してFジェトイバエフを中心としたファーストセットを、出場時間から見ても重用する傾向があった。これはセカンドセットのメンバーとの力量の差なども関係してくる。そこで基本的に2セットを使い回して戦うウズベキスタンとは、総合力で差が出たようなところがある。

前半で3−0と、端から見ていると意外なほどの点差がつくのだが、「日本戦で肉体的、精神的に疲労がかなりあった。今日は体力を考慮した交代をしないといけないので苦労した」(ジェトイバエフ・ヌルタジン監督)というように、キルギスには前半集中力が欠けていたところがあった。3点はウズベキスタンが攻撃の最後の部分で積極的にトライをし、それにキルギスタンが対応できなかった結果だ。

1点目は中央から、Bマメドフ→Jブリエフ→Bマメドフと素早いワンツーが決まってBマメドフがゴール。2点目はBマメドフが右サイドを緩急をつけながらドリブル突破し、クロスを中央でフリーのJブリエフが合わせた。3点目は中央からJブリエフが強引な振り向きシュート。これがキルギス選手に当たってコースが少し変わり、ゴール左下へ転がったところGKの反応が間に合わなかった。


後半5分過ぎから、キルギスはHアブディライモフをGKにしてのパワープレーを開始。2分後、Fジェトイバエフのシュート性パスをゴール前でMペストリヤコフが合わせ、1点を返した。しかし、直後にボールを無理やり奪いにいったところを、Jブリエフにかわされ、クロスをHオドゥシェフが詰めてウズベキスタンに4点目が入る。それでも1分後、右からクロスを入れて再びMペストリヤコフが合わせてまた2点差に。パワープレーの面白さに会場が沸く。

ウズベキスタンにもプレッシャーがかかっていたようで、「時間稼ぎの意味があった」(ベズグリャドノフコーチ)と、IアフメドフをGKにしたパワープレーをスタート。パワープレーを仕掛けあう展開に、会場がさらに盛り上がった。しかし、思ったほどパス回しがうまくいかず、程なくして止めてしまう。

勢いづくキルギスは、15分にFジェトイバエフが強烈な右足シュートを決めて遂に1点差。その後もウズベキスタンをゴール前に押し込んでのパワープレーが続く。27分にはKママトフのシュートがポストを叩くなど、いつ入ってもおかしくない感じに。ところが何度かファーサイドでパスを押し込めばというシーンがあったにもかかわらず、うまく合わせられずに同点のためのあと1点が入らない。

遂に力尽きた感じになり、残り48秒。GK@ウマロフのロングスローをキルギス選手がかぶり、ボールを受けたウズベキスタンJブリエフが引導を渡すゴールを決めた。

最後までウズベキスタンを追い詰めたキルギスだったが、あと1歩及ばなかった。ただ、今大会は持ち前のひたむきさにチームの成熟が合わさり、見ていても面白い魅力あるチームに変貌してきていた。一方のウズベキスタン。今大会は若手への切り替えを行っている中の戦いで、序盤から苦しい展開を強いられた。しかし、日を追うごとに落ち着きを取り戻したのはさすが。特にJブリエフは尻上がりに調子を上げて多くの得点に絡むようになった。平均的な選手が多かったチームにあって、遂に大砲の誕生となりそうな気配である。

両チームとも、来年は日本やイランにとっても、もうまったくあなどれない存在になっているはずだ。

ウズベキスタン・ベズグリャドノフコーチ
大変厳しい試合。前半はかなり優勢だったが、後半は点を取られて押されることが多かった。苦戦するとは思っていたが、何とか勝つことができた。チームはメンバーの4分の1が30才以上で、若い選手が少ない。これからは若い選手のレベルアップが課題だが、若手のみでベスト4へ行くには不十分なので、ベテランが経験を伝えて育ててくれることを期待している。

キルギス・ジェトイバエフ監督
前半、こちらの守備が慎重なりすぎたのがミスだった。後半はパワープレーで徹底的に攻めたが、負けてしまった。ウズベキスタンが非常にうまく攻めてきたし、彼らの気持ちが上回った。個人的な意見としては、我々とウズベキスタンの力は対等と思っている。しかし、彼らはこれまで何度も経験のあるコーチをロシアから呼んでいて、技術面では差があるのかもしれない。キルギスでは我々の成績が上がっていることで、国内でもかなりフットサルへの関心が高くなっている。アリーナもできて子どもたちのフットサルも盛んになってきている状態だ。




日本戦はテレビ中継があるぞ!これを機会にBSデジタルに加入!
 5/14(月)16:40〜18:40 日本×フィリピン
       18:55〜20:54 日本×香港
 5/15(火)18:55〜20:54 日本×タジキスタン
 5/17(木)18:55〜20:54 準々決勝
 5/18(金)18:55〜20:54 準決勝
 5/19(土)18:55〜20:55 決勝あるいは3位決定戦
 ※準々決勝以降は日本進出の場合のみ対応
 


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