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【日本代表特設ページ】 第9回AFCフットサル選手権
開催日:2007年5月13日(日)
場所:尼崎記念公園総合体育館
【レポート】菊地芳樹




○第9回アジア選手権(大阪・兵庫/日本)2007/05/13〜05/19

予選グループ・グループD
4 前半 3
4 後半 1
IRイラン 8 合計 4 レバノン

アジアを牛耳ってきたイランフットサルの、日本初披露となったこの日だが、内容はあまりほめられたものではなかった。

立ち上がりの悪さを見せることはこれまでも何度かあったが、今日の試合のスタートは完全にレバノンペース。キープ力のあるJタカジのドリブルにいいようにやられ、1分に1回のペースで決定機を許してしまう。6分にBタヘリのシュートで先制はしたのだが、直後にレバノンのJタカジ→Iアトウィーのラインに立て続けにやられ、逆転されてしまったのだ。

今回のイランのメンバーは、Bタヘリ、Cナスラティといった若手の実力者もいるのだが、目立っているのは何といっても14名中8人いる「オーバー30」たちだ。HシャムサエーやIヘイダリアンら、毎年見られるお馴染みの顔も30代に入ったし、「そういえば数年前に大活躍していたな」というベテランが、何人も代表に戻ってきているようだ。

だからというわけではないだろうが、ベテラン特有の「無意識のうちにさぼっている」ようなプレーが、特に守備面で見られたのは確かだ。自分では寄せているつもりでも、微妙に敵との間合いを開けすぎていたり、ちょっとした集中力のなさでマークを外したり。あるいは単純にスピードで振り切られてしまった場面もあった。

それでも経験のある選手たちは、落ち着いて攻め続け、ジワリジワリとペースを握っていったのはさすがだった。攻撃面での素早いパス回しと動き、個人の突破能力、シュートの力強さなど、相変わらずの重量感だ。12分、14分とゴールを決めて逆転し、18分にはHシャムサエー得意の振り向きシュートも決まって4−2。前半終了間際にまたしてもレバノンJタカジのドリブルでアシストされ、4−3のスコアでハーフタイムとなる。

さすがに後半はイランペースだった。攻撃でリズムをつかんで、守備もレバノンのやり方に慣れたのか、Iアトウィーの粘りのボールキープから1点やられた以外は抑えることに成功。徐々に点差を広げていった。ただ、この20分で目立ったのは、シュートが決まらないHシャムサエーだ。

この日も前半8本、後半11本、計19本と他を圧倒して打ちまくったHシャムサエーだが、前半に決めた振り向きシュート以外は、打てども打てどもゴールに入らない。チーム戦術なのか、かつてのように相手ゴール前にピボとして張ってボールを受けるプレーが減っているのが影響しているのだろうか。中盤から前を向いてドリブルで持ち込んでのシュートが目立っていたが、それがかなりの割合で敵にブロックされていた。そこでキックフェイントからの鋭い切り返しも試みて成功していたが、今日はゴールまで至らなかった。グループリーグでチームが8点も取っているのに、自分は1点というのは、何とも珍しい。

いずれにしても味の濃いプレーは健在なので、十分に楽しめた。チームもまだ初戦だし、試運転と見たほうがいいのかもしれない。

レバノンは毎年個人技の高い選手たちをそろえてくるが、今回もアマチュアのサッカー選手を選抜してチームを組んできた。イランに対して、まったく臆するところなくドリブルを仕掛けるIアトウィー、Jタカジのプレーは、他のチームに対してもかなり脅威となるだろう。だが、守備をきっちりできるのがEアブチャーヤとGハムードの2人だけで、出場時間がかなり長い。したがって彼らが疲れたり、休んでいるときに失点してしまうのが厳しいところだ。それでもこのイラン戦の大健闘で、中国とのグループ2位争いが楽しみになってきた。

イラン・ホセイン監督
かつては24−0で勝ったことなどがあったが、ご存知のようにアジアのフットサルは大きく変わっていて、勝つのが大変難しくなってきている。我々にはレバノンに関する情報があまりなかった。30代の選手が多いというが、フットサルはサッカーとは違い、若さより経験値や技術のほうが大切。それに今日の彼らが相手より疲れているように見えましたか? もちろん、今日は全部を見せたわけではないですし、違う戦術もありますよ。

レバノン・ドリー監督
前半はラインを下げて守備重視でいき、プランどおりだったが、さすがに後半は疲れが出た。イランは経験もあっていいプレーをしていたので、残念ながら負けてしまった。グループを勝ち上がれるか否かは、五分五分だと思うが、決勝ラウンドへ進みたい。



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 5/14(月)16:40〜18:40 日本×フィリピン
       18:55〜20:54 日本×香港
 5/15(火)18:55〜20:54 日本×タジキスタン
 5/17(木)18:55〜20:54 準々決勝
 5/18(金)18:55〜20:54 準決勝
 5/19(土)18:55〜20:55 決勝あるいは3位決定戦
 ※準々決勝以降は日本進出の場合のみ対応
 


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