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○第8回アジア選手権(タシケント/ウズベキスタン)2005/05/21〜05/27
キタケンのタシケント現地レポート番外編・第1回
2006年06月5日(月)
「タシケントを訪ねて」
第2回>
ビザ取得までの苦難の道のり
25日4時30分、タシケントの空港に到着。
朝日が眩しい
1万円をホテルの銀行で両替。
こんなにぶ厚くなります
実を言うと、後に思い出の地になるウズベキスタン・タシケントには行かない、というより行けないつもりだった。中央アジア諸国に入国する時に所持を義務付けられているビザを、出発日の前々日22日の時点で持っていなかったからである。通常のビザは申請から3営業日で発行されるというから絶望的。何でこんなことになったのかというと、1週間前――僕はウズベキスタン大使館の前にいた。そして、落ちていた。
僕「ビザの申請をしたいのですが……」。
領事「この1週間は忙しいからできない。また来週(22日)来て下さい」。
僕「いや、こうこうこういう事情で、それだと出発に間に合わないんですぅ……(涙声)」。
領事「フットサルがあるのは知ってます。でも、とにかく忙しいからできません」。
バタン(ドアを締める音)。ウズベキスタン人って、ウズベキスタン人って……(以下省略)。
その後、何度も「行かなくてもいいか」と心が折れかけたのは事実。だが、同じ境遇になった某誌編集部員と、あの手この手を尽くしてビザの手配の準備を進め、到着して現地の空港で発行してもらうという、逆転満塁ホームランの報が入ったのは22日18時のこと。「これでアジア選手権を、日本代表を見れるんだー」と思うと、五反田の職場(実はストライカーDX編集部所属です)で1人ワクワクしたものだった。
未知の国へ到着!
会場前には「AFCフットサル選手権」の対戦表
観光名所ティムール広場にあるティムールの銅像
24日の21時、成田空港を出発して関西航空へと向かう。タシケントへの直行便(ウズベキスタン航空)は関空からしか出ていないのだ。だが、タシケントからの帰りは成田が先着になることもあるそうで、成田から関空までの道のりは隣に座った、カザフスタン帰りのおじさんと話をしながら行った。おじさん情報によると帰りの空港のテレビではフットサルの試合をひたすらやり続けていたらしい。関空からの直行組と合流する。出会い頭に「いやぁビザが……」なんて苦労話をすると、なんと1人は木曜日(18日)に旅行代理店を通して申し込みしたら取れたという話を聞く。ウズベキスタン人って……、というか僕のやり方がまずかったのだろうか。
日本を発ったのは23時30分のこと。7時間ぐらいのフライトで朝方4時30分のタシケントに到着。うーん、朝日が眩しいっす。アフリカも南米も行ったことないんだけど、中央アジアはテレビで仕入れる情報量も少ないので、自分的には未体験ゾーン。無事にビザももらえて、パスポートコントロールを通過! ちなみに、ウズベキスタンには自家用車をタクシーにする「白タク」が大半なので、空港前にはボッタくってやろうという怪しい輩がウロウロしている。先乗りしているカメラマン・勝又さんのブログを見ると、ここで10ドル(こっちの通貨では10000スム)も取られたらしい。他の人がお願いしているコーディネーターに運ちゃんと交渉してもらい(ありがとうございます!)、同じホテルに泊まる4人で乗って5ドル、まあそんなもんだろうと乗った(降りる時に「1人5ドルだ」と吹っ掛けてきたのはご愛嬌)。
「白タク」でも普通のタクシーでも値段交渉は不可欠
会場はテレビ塔の近くにある。噴水が涼しげだった
車内から見えるタシケントの街並みは非常に都会的。さすが「中央アジアの首都」と呼ばれるだけのことはある。でも、東アジア系みたいに「YOSINOYA」の看板があったりとかすることはない。日本ナイズされてないのが新鮮だった。また、所々にアジア選手権のフラッグがたなびいている。前回のベトナムはホテルまでの車中で、アジア選手権を感じさせることなんて1つもなかったから意外と盛り上がってるのかもと思った。
とりあえず会場の下見ということで、荷物だけ置いて出て行く。その前に両替をしたのだが1スム=0.1円ということで、10000円を両替した人は10倍に膨れ上がって戻ってきていた。会場はホテルからタクシーで10分程度の、テレビ塔の近くにあるユヌサバド・スポーツ・コンプレックスというところ。何でも昔は(今も?)テニスの試合用で、数年前から大統領がサッカー、フットサルに目覚めて、以来、フットサルの試合にも使われているとのこと。ちなみに、この会場一帯が運動公園になっていてテニス、サッカー(たぶん元々はテニスコートで、ゴールだけを置いたのだろうけど)に興じる姿があった。
警備員もいるにはいたが、試合開催日ではないので何となく関係者面をして侵入に成功した。暑い。とにかく会場に足を踏み入れた途端に子供時代が甦ってくる――まるでハウス栽培のハウスの中みたいだ(僕の祖父母は北海道で農家を営んでいた)。わかりやすく例えると真夏の駒沢屋内球技場か。そういえば室内の雰囲気もこちらの方が客席とかカラフルだけど、似てなくもない。天井は福岡ドームみたいな開閉式でモダンな感じがするのだけれど、空調もついていないようだし、こんな中では選手も集中力を保つのも大変だろうなぁと思った。ピッチはアジア選手権お馴染みのプラスチックっぽい「スポーツコート」。少し狭い感じがしたのは気のせいか? ひとしきり会場を見て回ってから退散する。
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