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○第7回アジア選手権(ホーチミン/ベトナム)2005/05/22〜06/04

ストライカーDX菊地芳樹の
    ホーチミン現地レポート・第3回 2004年05月31日(火)

キルギスタンとウズベキスタンが準決勝進出!


 <第2回 第4回>

ストライカーDXの菊地芳樹氏が、競技フットサル界注目の世界選手権アジア予選が行われるホーチミンから最新情報をお届け!
日本代表の詳細レポートに加え、注目試合を独自の視点で解説&レポートします!

<レポート・その3>

グループH・決勝リーグ戦
0 前半 0
3 後半 0
キルギスタン 3 合計 0 タジキスタン

 日本とは別の2次リーグのもう一つ、グループHは、それぞれこの日が2試合目。

 昨日、日本とは別会場のアーミーゾーンスタジアムで行われた1試合目は、キルギスタン4(0−0、4−1)1クウェート、ウズベキスタン5(3−0、2−1)1タジキスタンという結果になっている。

 今日は日本の入っているグループGは中休み。グループHは5月28日に行われる予定だったアーミーゾーンスタジアムの2試合が、停電のために中止。今日は振り替えで2つの会場で1試合ずつが行われた。1次リーググループDを3連勝で勝ち上がったタジキスタンは、初めて見るチームだったので、プートースタジアムで行われたキルギスタン対タジキスタンの試合を取材した。

 日本もこれまで何度か対戦したキルギスタンは、日本と似た真面目な印象を与えるチーム。攻守において組織的で、自陣からの堅い守備と、丁寧にボールを回しての攻撃が特徴だ。

 相手のタジキスタンも、これまた似たようなスタイル。ただ、全体的に少し粗さが目立ったフットサルだった。

 前半はお互いに同じくらいのチャンスを作った。キルギスタンは個々がスケールアップした感じを受けた。右利きのFヌルジャン、左利きのIケンジサリエフは積極的に1対1を仕掛けて相手を抜き、シュートも強烈。Gペストルヤコフは運動量豊富で攻守に渡ってのキーマンになっている。

 タジキスタンはキャプテンのIコジャエフが中心で前半はフル出場。後ろでボールをさばいたり、自ら前に出てシュートを打ったりと、状況を読んでの好プレーが光った。ピボの位置に入ることの多い、長身のDジュマエフもボール扱いが巧みな好選手。14分にはIコジャエフ→Cオルマッソフ→Dジュマエフと浮き球がつながり、DジュマエフがGKの前で胸でボールを押し込んだが、これがハンドを取られてノーゴールというシーンがあった。

 前半は0−0で終了。お互いフリーの状態でシュートを打ったにもかかわらず、GKの正面をとらえることが多かった。

 後半に入るとキルギスタンのIケンジサリエフのプレーが効いてくる。25分、左サイドで相手を1人かわして、シュート性のクロスをゴール前へ打ち込む。GKが反応したがこぼれたボールをHアブドライモフが落ち着いてコントロールし、ゴールに流し込んだ。

 26分にはカウンターで追加点。左サイドを抜いていったLドゥバナエフがクロスを送り、右サイドを駆け上がったGペストルヤコフが合わせた。

 タジキスタンは1点を早く返したいと慌てたプレーが多くなる。逆にキルギスタンはカウンターのチャンスが増えてきて、28分に3点目。中盤でのボールカットからIケンジサリエフとLドゥバナエフが2対1の状況を作り、右→左とパスを振って、Iケンジサリエフが決めた。

 ゲームはスピードアップし、この後も攻め込んでいくタジキスタンと、カウンターのキルギスタンという展開。どちらかというとキルギスタンのほうに決定機は多かったが、ことごとくチャンスを外すシーンが繰り返され、3−0のまま試合が終了した。

 キルギスタンは2次リーグ2連勝。同じ時間にアーミーゾーンスタジアムで行われた試合はウズベキスタン6(3−0、3−2)という結果になったため、キルギスタンとウズベキスタンの準決勝進出が決まった。

 これまでは組織オンリーの印象が強かったキルギスタンだが、これに加えて個々のプレーの質も上がり、また一歩進歩していることが分かった。エネルギッシュなプレースタイルも相変わらずで、今年も好チームといえるだろう。

 <第2回 第4回>
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