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○第4回アジア選手権(インドネシア・ジャカルタ)10/22〜10/30
サッカー/フットサルライター菊地芳樹の
ジャカルタ現地レポート・第5回 2002年10月25日(金)
<第4回 第6回>
厳戒態勢のインドネシアのジャカルタに単身乗り込んだ菊池芳樹氏が、前回のイラン大会に続いて現地取材を敢行!
日本代表の詳細レポートに加え、注目試合を独自の視点で解説&レポートします! |
<レポート・その10>
グループCリーグ戦
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1 前半 1 |
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1 後半 0 |
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| 日本 |
2 合計 1 |
キルギスタン |
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| いい時間帯に同点ゴールを挙げた前田。本人はまだ気持ちが乗り切れていないようだが、今後の爆発に期待したい |
第1回大会から連続して出場しているキルギスタンは、この4年の間にフットサルをしっかりと研究し、成長し続け、各国から評価を受けているチームである。今年はイランから監督を招聘。一段とレベルアップした姿で登場した。
日本の先発はGK川原、FP鈴村、市原、横山、藤井というメンバー。
お互いに慎重な出だしでスタートした試合は、両者カウンターをケアし、ボールを奪った側が一度後ろで落ち着かせてから、ビルドアップ→ワンツーを狙うという展開となった。3分と5分に日本が右のクロスからチャンスを作るが、ゴール前でのシュートは失敗に終わり、ゲームが膠着してくる。
キルギスタンはアンドレイ・ペストリャコフ(4番)を中心に、3人のローテーションから後ろで丁寧にボールを回し、ピボへのクサビを狙う。非常にクラシカルな攻撃スタイルといえるだろう。また選手交代が非常にスムーズで、2〜3分で選手をこまめに回していく。サインプレーも何度か狙っていた。戦術的に非常によく練られており、日本でいえば、イパネマスやエルバドスといった日系ブラジル人チームと戦っているような感じを受けた。
もっとも、各選手にシュート力が足りないため、日本としては守備はやりやすい状況だっただろう。しかし、日本も攻撃面ではコンビネーションに欠けるのと、個人でも仕掛けが少ないためになかなかチャンスを多く作れない。パスを回しているだけでは、日本もキルギスタンに展開を読まれてしまうところがあった。
お互いにボールを丁寧に回すため、時計はどんどん進んでいく。その中、日本は16分に先制ゴールを奪われた。中盤でボールがルーズになったところで速攻を食らい、相手のシュート性のスルーパスに対し、ゴール前でGK川原とキルギスタンのペストリャコフが交錯。ボールは川原→ペストリャコフの体にぶつかり、ゴールに転がってしまった。試合を観戦していたウズベキスタンチームと、この後の試合の応援のため、徐々にスタンドを埋めていたインドネシアサポーターはキルギスタンを応援。会場が盛り上がる。
だが、日本もすぐさま同点ゴールを挙げる。17分にハーフライン付近でボールを奪った難波田がドリブルで中央にカットイン。相手を引き付けて左の前田に渡し、前田は1トラップの後、右足のトーキックでファーサイドにシュートを決めた。
後半も似たような感じで試合が進む。日本は多少シュートを打っていく意識が見られ始めたが、決定的な形は作れなかった。相手のスキやミス絡みでゴールが入る展開が予想されたが、ここで得点を奪ったのは日本。9分に左のFKを前田が軽く横に流し、横山がシュート。これを金山がGKの鼻先でコースを変えた。金山お得意のプレーで日本がリードを奪った。
1点を追うキルギスタンは、ここから必死の攻めを見せ、ボールが行き来して試合が動き出した。徐々に日本が押されてきて1点を守りきる体勢になっていく。ファウルも重なってきた。そして終盤残り2分のところで、キルギスタンに第2PKを与えるピンチ。だがナルジャン・ジェトバエフ(7番)のシュートはバーの上を越えた。
最後はバタバタしたが、日本は守りきって2−1で勝利し、2連勝した。試合のMVPは藤井が獲得。お互いパスを回しながら相手守備網の前で策なしだったところ、この試合で一番積極的に仕掛けて、チャンスを作っていたプレーヤーだった。
原田監督コメント
「以前からいっているとおり、最終的に1点差で勝つという、大体予想通りの勝利。
キルギスタンは技術、戦術もあり、非常にタフなゲームだった。だが負けそうになっ
たという展開ではなく、絶体絶命なのは第2PKくらい。選手たちはまだ能力を10
0パーセント発揮していない。これからコンビネーションもよくなってくるでしょ
う」
前田選手コメント
「個人的には、体も気持ちもコンディションが今ひとつです。周りとのパスのタイミ
ングがズレているし、コントロールミスも多い。得点はおまけみたいなものでした。
ただこの1、2戦がまずはヤマだと思っていたので、勝ててよかったです」
<第4回 第6回> |
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