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 第4回世界フットサル選手権・タイに到着!そして初戦は準決勝カザフスタン

<第5回

<第6回・大会前レポート by 山戸 2000/05/17>
初戦カザフ戦!

この日の会場には日本のサポーターが数十人、カザフのサポーターは数名、そしてタイ人が千人ほどがいた。写真を見て頂けばわかるが、この会場のピッチはただのフロアではない。傷ついたフロアをカバーするために、一枚シートがかぶされていた。

このシートが結構くせもののようで、どの国の選手もキュッとストップがかかるのに苦労していた。どの国の選手にも同様にくせものだったわけだが、細かいパスワークと複雑な動きが多い日本にはとりわけ影響していたように思えた。。。

試合は序盤に相手ゴール前で得たフリーキックを前田(CASCAVEL)が決め1点リード。

カザフは決してカウンター狙いばかりのチームではない。どちらかというとフットサルの経験が豊富な選手のように見うけられた。

しかし、この時間帯は日本がボールを支配する。そんな日本がボールの支配からのカウンターが、日本ゴールを襲った。

相手のカウンターはピヴォの位置に入った安川へのボールをカットされるところからはじまる。下の連続写真を見て頂こう。

前田から安川に入ったボールは、外国人独特の”伸びる足”で突つかれる。この時日本は比較的陣形も崩れておらず、直後に失点するようには見えない。
こぼれ球を拾ったカザフ4番。この時、奥の選手には前田、4番には鈴村がそれぞれマークについている。
しかし、次の瞬間シュート体制に入った4番に対して鈴村の体が寄せ切れていない。サッカーでいえばペナルティエリア内でのシュート。2mの距離は空け過ぎといえよう。鈴村の足に当たったボールは運悪くそのままゴールへ。
4番が放ったシュートは、右上にズバリと突き刺さる。鈴村にとってはフットサルの恐さを実感する瞬間だったであろう。カザフの選手はみんないいシュートを打つ。

1対1の同点になった後も、シンプルに攻めるカザフと、激しくエイトする日本の工房が続く。

日本はサイドや後ろではボールが回せるものの、ピヴォにくさびが入らない。門を通そうしても相手にひっかかるか、ピヴォが後ろから強くプレッシャーをかけられる。そして、シュートまで持っていけない。対するカザフは、この時間帯はカウンターで仕掛けてくる。

しかし、そんな中カザフゴール前でルーズボールを競り合った難波田がPKをゲット!しかし市原が蹴ったボールをカザフGKがはじき返す!追加点はならなかった。

その後、遅攻する日本に対してカウンターのカザフ、という展開になっていった。オスカーの言葉「フットサルはデフェンス」が頭をよぎったりする。

日本の遅攻を体で止めていたカザフはこの時既にファイブファウルだった。そして、第2PKを得た日本はすかさず前田を投入。前田といえば、第5回全日本選手権東京都大会準決勝「FIRE FOX vs CASCAVEL」の世紀の一戦で立て続けに第2PKを叩き込んだ。

そして、前田は日本サポーターの期待通り自身2点目となるゴールを叩き込んだのだ!!2対1。

その後も日本の遅攻は続いた。何もかもが順調のように見えた。しかし、客席を埋めるタイ人がなぜかカザフを応援するのが気にかかったこと以外は・・・

こうしてこのまま前半を終えた。2対1。フットサルの1点差、国際試合、どの要素をとっても楽観できないはずだったが、我々応援席にもこころなしか安堵と勝てる!という理由の無い雰囲気が漂っていた。


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