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【日本代表・第2回アジア選手権ページ】
 第4回世界フットサル選手権・アジア予選日本代表候補発表

<2002年から見たこの記事>
今回の記事で発表されているのは、あくまでも代表候補だった。現在テレビ東京系のサッカー解説者をつとめるマリーニョ氏。当時、日本代表監督といえばマリーニョ氏という時代だ。あと、非常に興味深いのがメンバーに CASCAVEL の選手が入っていることだ。
実は、 CASCAVEL はこの年、全国大会にさえ出場していない。関東大会決勝で Winning Dog に敗れたからだ。現在、代表の守備の要の鈴村はこのとき初めて代表に入った。
今回は、世界選手権を目指して国内でトレーニングする模様のレポートをお送りする。

<第1回 第3回>

<第2回・大会前レポート by 山戸 2000/03/20>

グアテマラで開催される「第4回世界フットサル選手権大会」のアジア予選の代表選考合宿が3月18日から20日まで東京都にて開催された。

(写真1)

その合宿の初日(18日)と2日目(19日)を見学したのでレポートしよう。

合宿の練習は基本的に午前の部(10時から12時)と午後の部(16時から18時)の2部に分かれる。練習会場となった国士舘大学鶴川キャンパス第3体育館へは、読売ランドホテルからチャーターバスで向かう。

18日は午後の部を見学した。連盟の方とマリーニョ監督を先頭に、バスから降りた一行は体育館に入ってきた。初日は25名の候補のうち、CASCAVELの市原とAMNIS BACA JUNIORS の清野が欠席していた。

左の写真でもわかるように、練習会場は普通の体育館(当たり前だが)で、客席は無く、フロアより1階上の手すり付きのせり出し(?)から見学させて頂いた。

入念なアップの後、6人のグループに分かれ4対2のパス回し。やはり代表候補。この4対2は非常にレベルが高く見ていて楽しかった。何よりやっている選手達が楽しそうだった。マリーニョ監督らも加わりフリータッチ、ツータッチ、ワンタッチと制約を厳しくしていった。それでもなかなかボールを奪われない彼らの技術の高さには驚かされる。「フットサルの代表」ぶりがうかがえた。

特にFIRE、CASCAVELの選手のスキルは群を抜いていた。FIREの渡辺選手は左足だけしか使わないのだが、同じ蹴り方で左右に出せるので、見てても全くパスの方向を見極めることが(私には)出来なかった。

アップが終わった後、主にセットプレーの守備の意識統一とシュート練習をやっていた。

コーナーキック、フリーキックの守り方については、マンマークの徹底・立ち位置について細かい指導が行われた。

マンマークについては、「自分のマークを責任を持ってチェックする」ことを重点に、守るべきエリア(身体を中心に左右50cm)まで指示していた。

シュート練習では、グラウンダーのシュート、浮かせるシュート練習を右・左やっていた。ゴロのシュートでは、キーパーは手を使わずに守り、浮かせるシュートではキーパーを座らせていた。

次に2対1+1の練習。ハーフライン辺りから攻撃2人が攻める。その時DFは一人。それと同時に攻めるのとは逆側のゴールからもう一人の守備がダッシュで自陣に戻る。

DFはこのダッシュしている仲間が戻るまで攻めを遅らせる。また、守る時はキーパーとうまく連携して(マンツーマンして)左右に振られることのないように心がける。

キーパーが飛び出すタイミングが難しくて最初はうまくいかなかったが、徐々にDFとの連携がうまく行き出すと、効果的に守れるようになった。

見ていておもしろかったのが、攻める2人の方がいろいろ相談して守りを崩そうとしていたこと。通常言われたとおりに単調に攻めをしがちだが、練習している守り方をいかに崩すかを工夫する辺り、これまで自分たちでチームを作り、戦術を工夫してきたフットサルプレーヤーらしさを感じた。

そして、最後は1対1。フットサルでは1対1の強さは必須だ。全体的に攻めの方が守りよりうまい、と感じた。(つまり、シュートが入ることが多かった)

その後チームを分け、ゲームを行ってこの日の練習を終えた。

練習終了後、マリーニョ監督に聞いた。

山戸(以下山)「どうですか、集まった選手のレベルは?」

マリーニョ監督(以下マ)「非常に困る。この中から選手を選ぶのは難しいね」

「この後合流する選手はいるのですか?」

「ラモスが次の合宿(選考後の強化合宿)から合流する」

「明日(19日)は国士舘大学と練習試合の予定ですが、試合の意図は?」

「アジアでは、プロのサッカー選手でチームを構成する国が多い。日本の選手はフットサルでは絶対の自信があるが、サッカーのハイレベルの選手への対応を練習しておく必要がある。アジアでちゃんとしたフットサルをやるのは日本とイランだけ。ソ連系のウズベキ、カザフもそこそこやるけどね。」

「シュートの強さ、フィジカルの強さのある選手にどう対応するか、ということですね。」

「そう。フットサルだったらどこにも負けないよ」

このお話で、マリーニョ監督の目指すところが少し垣間見れたような気がした。明日は国士舘大学サッカー部との練習試合だ。

19日の国士舘との練習試合の模様は21日掲載予定!!

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