関東リーグの最終節が、1月18日(土)に駒沢球技場にて開催された。
この日、第5試合で現在首位の CASCAVEL が GALO FC TOKYO に敗れるか、引き分けると第6試合の
FIRE FOX と FUTURO FUCHU が事実上の決勝試合となることになっていた。
さて、この大事な第5試合。会場には非常に多くの観客が集まった。
会場には多くの観客が!
名物・ガロ応援団!
前田、相根、金山の3名の代表が抜けた CASCAVEL を破って、リーグを面白くしたい
GALO FC TOKYO 。今シーズン、主力の離脱から長いリーグ戦を乗り切れるか注目を集めた
GALO FC TOKYO。前節7位に落ちたが、最後は勝ちたい気持ちが強かったようだ。
前半、三輪の2連発でリードしたのは CASCAVEL だった。 CASCAVEL が機先を制したというよりも、
GALO FC TOKYO の動きが悪かった。 GALO FC TOKYO としては先制したかったに違いない。悪いながらも勝利をたぐりよせつつある
CASCAVEL の戦いぶりに会場も「やはり CASCAVEL 勝つか!?」という雰囲気が漂う。
GALO - CASCAVEL の模様
優勝の瞬間
そうして、後半。主力の西野を眼の怪我で欠く GALO FC TOKYO だが、前線からプレスを仕掛けに出た。試合の流れが変わった。広い駒沢球技場での前線プレスはリスクが大きいが、
GALO FC TOKYO はこの賭けに打って出たのだ。
前からのプレスを巧みにかわしてゲームを作るのが CASCAVEL の真骨頂。しかしこの日は
GALO FC TOKYO のプレスにどんどん押し込まれてしまう。ボールを制し、試合を制していったのは
GALO FC TOKYO だった。賭けは当たった。
GALO FC TOKYO は前から激しくプレスしてボールを奪うと、簡単なパス回しと個人技での勝負を繰り返してしかけ、1点を返す。「これはもしかしたら」と思わせる内容になってきた。
CASCAVEL は本当に良くなかった。「選手権前だからとか、そういうこととは関係なく、今日の試合の内容は、自分を含めて悪かった。いろいろとやり直さないといけない。」と甲斐選手が語ったような試合内容だった。
しかし、 CASCAVEL が第2PKで1点追加すると、GK松原の攻守もあって3−1で
GALO FC TOKYO を退けた。そしてこの瞬間、 CASCAVEL が参入1年目で優勝を飾った。悪くても結果を残し続ける今の
CASCAVEL らしい試合だったのかもしれない。
【第6試合: FIRE FOX - FUTURO FUCHU】
優勝が無くなった FIRE FOX と FUTURO FUCHU の第6試合は、2位の座をかけた試合となった。木暮と難波田が代表で不在。留守を預かる板谷、小宮山、磐田らは守備的な選手だ。対する
FUTURO には、上村信之介、渡辺、小野、橋田ら超攻撃的な選手を顔を揃える。
FIRE FOX - FUTURO FUCHUの模様
決勝点を挙げた上村信之介
(右は小野)
試合は FUTURO が2点先取する。ボール支配率はほぼ互角だが、フィニッシュの差が出ていた。
FIRE FOX は組み立てにミスも少なく、確実にボールを運ぶが、ゴールから距離10mからそばに近づけない。そのストレスがデフェンスに出たのか。
前半1点を返して2−1の FUTURO リードで終わる。
後半に入ると、 FIRE FOX は日系人メンバーのリカルド、パウリーニョがピッチに立つ時間が増えると、個人技で
FUTURO デフェンス陣をかき回し始める。 FIRE FOX リカルドが同点ゴールを決めると、形勢は一気に
FIRE FOX へ。
FUTURO は後半やや攻めが単調になり、落ち着いた FIRE FOX の守りを崩せないでいた。しかし、残り2分を切ったあたりから、FUTURO
上村信之介が気持ちのこもったプレーを連発。とにかく個人で仕掛け始めた。ポストをかすめるようなシュートを打ち、迫力でゴールをこじあけそうなムードになっていった。
そして残り40秒で遂に勝ちこしゴールをねじ込む!FUTURO の2位への、そして
FIRE FOX を破ることへの気迫が結果として関東リーグ2位になったといえそうだ。