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【インターコンチネンタルカップ】 2005.04.13.
開催日:2005年4月7日(木)〜10日(日)
場所:スペイン・プエルトリアーノ
4月10日 大会第4日目 1,2位順位決定戦 15:30キックオフ
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2 |
− |
1 |
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| 3 |
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1 |
ブーメラン
(スペイン) |
5 |
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2 |
マウヴィー
(ブラジル) |
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<レポート> 北 健一郎
インターコンチネンタルカップ決勝が行われた、プエルトラーノ市民体育館の光景が目に焼きついて離れない。
開場前に入口から連なる長蛇の列。立ち見客も出るほどに埋め尽くされたスタンド。両チームの選手が入場すると、紙ふぶきが、テープが一斉に舞う。太鼓の音が鳴り響く。野太い声が発せられる。拍手は鳴り止まない。
フットサルとは、かくも人々を熱狂させられるものなのか。
ベンフィカを8−1で沈めたヨーロッパチャンピオンのブーメラン・インテルビュー(以下、ブーメラン)は自他共に認める世界一のクラブである。ほとんどの選手がスペイン代表、ブラジル代表で占められる陣容は豪華絢爛。
それに対抗するマウヴィーは世界的なビッグネームこそいないが、潜在能力では代表クラスの顔触れが揃う。更には元ブラジル代表監督・フェレッチを迎え入れて国際大会での経験不足を補っている。
ブーメランは負傷の影響で今大会は1分間も出場していなかったGシューマッハーがスタメンに名を連ねる。Cネットと共にブラジル代表でも守備の中枢を担う2人が同時にピッチに立つ。
応援団の大声援に後押しされて2分、後方からCネットがダイレクトで左サイドのスペースへロビングボールを出すと、爆発的なスピードで飛び出してきたAマルキーニョが追いついて左足のシュートでGKの股間を抜く。ブーメラン、1−0。
クラブ世界一へと幸先の良いスタートを切ったブーメランだったが、マウヴィーに押し込まれる場面が目立ち始める。マウヴィーは自分たちのファウルの笛が吹かれると、フェレッチ監督がレフェリーからなだめられるほど執拗に抗議を重ねる。恐らく、ブーメランのリズムを崩すための心理作戦だろう。
そして、7分。Fエカの地を這うような弾道のパスがゴール前に抜けると、待ち構えていたEサンドが合わせて1−1。ブーメランが今大会で初めて追いつかれた。
この状況を救ったのがMダニエル。12分、キックインからのボールをDFの前に出て胸で落とすと、足を折り畳むようにしてハーフボレー。ブーメランが再びリードを奪った。
マウヴィーは15分にもFエカのパスをGレコが至近距離からシュート、GKが弾いたところをEサンドが詰めるが、Kルイス・アマードはゴールへの侵入を許さない。
そのまま2−1でハーフタイムを迎えると、後半のマウヴィーは同点に追いつくべく加勢するが、目の前に立ちはだかるのはKルイス・アマードという破りがたい壁。27分、Fエカのミドルシュートは股の間を通過したかに見えたが、どこからか足が伸びてきてボールの軌道をゴールマウスから逸らした。「まぐれ」にも思えてしまうほど、蜘蛛男の異名をとるKルイス・アマードは止めまくる。
ブーメランの3点目は35分に訪れる。ファイルフォックス・松村栄寿監督が「守備から攻撃への切り替えが異常なぐらい早い」と感嘆を込めて語ったカウンターで、Eガブリエル、Bフリオと経由してフィニッシュはAマルキーニョ。ブーメランの勝利を確信させるゴールに、場内のボルテージは沸点を超える。気の早いブーメランのサポーターは「カンペオーネ!カンペオーネ!」の大合唱を始める。
しかし38分、マウヴィーのCKからマークのミスでHマルシオにあっけなく決められて3−2と1点差に迫られる。
残り4分からグループリーグでテストしながら機能しているとは言い難かったパワープレーに切り替えて攻め立てるマウヴィーだが、残り13秒、Kルイス・アマードがキャッチしたボールをMダニエルへ素早くフィード。ハーフェーライン付近からのMダニエルのロングシュートは惜しくもポストを叩いたが、そこに詰めていたのはまたしてもAマルキーニョ。愛嬌のある人間性でサポーターに愛されるブラジル人が、三度ブーメランに歓喜をもたらした。そして、タイムアップ寸前にMダニエルのブザービーターが決まって5−2。ゴールの喜びと優勝の喜びが交じり合った場内は、言葉では言い表せないほどの興奮に包まれていた。
この言葉は結果論のようで嫌いなのだが、あえて使わせてもらいたい。ブーメランの優勝は「必然」だった。誰よりも優秀な能力を持った選手たちが、何よりもチームのために真面目に働いている。そんな集合体が優勝しないはずはなかった。昨シーズン、2年連続の3冠を達成したブーメランに「世界一」の称号が新たに加わった。
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