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【インターコンチネンタルカップ】 2005.04.11.
開催日:2005年4月7日(木)〜10日(日)
場所:スペイン・プエルトリアーノ
4月9日 大会第3日目 グループリーグ Bグループ 16:15キックオフ
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3 |
− |
0 |
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| 5 |
− |
1 |
ブーメラン
(スペイン) |
8 |
− |
1 |
ベンフィカ
(ポルトガル) |
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<レポート> 北 健一郎
今大会は順位決定戦で同じ大陸同士が当たらないようにするために、グループリーグは南米(グループA)とヨーロッパ(グループB)に大まかに振り分けられている。日本、全米との対戦を消化した3日目こそが、インターコンチネンタルカップを獲得するための一つ目の山場である。
スペインでは全国区の人気を誇るブーメラン・インテルビュー(以下、ブーメラン)だけあって、プエルトラーノ市民体育館にも応援団が押し寄せる。更にMCがスタンドを煽るものだから熱気は最高潮に達する。
試合前の状況を整理しておこう。ファイルフォックス(以下、ファイル)に対してブーメランは7−0、ベンフィカは11−0で勝利しているため引き分けた場合は得失点差でベンフィカが決勝に進めることになる。
ブーメランはファイル戦では出番を譲った守護神のKルイス・アマードが満を持してのスタメン。別メニューで調整していたGシューマッハーもベンチ入りする磐石の態勢だが、ベンフィカにとってもUEFAカップ決勝での借りを返す絶好のチャンスである。とはいえ、個々の能力ではブーメランに一日の長がある。それだけに、ベンフィカは闘志を剥き出しにして立ち向かっていく。
序盤からブーメランが飛ばす。30秒でのEガブリエルのオープニングシュートに始まり、1分にはAマルキーニョが左サイドから切れ込んでシュートを放つが、恵まれた体躯の○22ゼ・カルロスがストップ。ベンフィカも10分が過ぎた頃からカウンターに活路を見出し始める。Lピカ・パウ、Qミゲル・アルメイダなどのシューターがミドルレンジから狙うが世界最優秀GKにも選出されたKルイス・アマードが危なげなく処理する。
前半の残り5分まで0−0で推移していたゲームは突如として動き出す。右サイドのMダニエルからのパスをAマルキーニョが倒れこみながらファーサイドに決める。その40秒後、○22ゼ・カルロスがゴールクリアランスをペナルティエリア横のCコスティーニャに渡すと、Eガブリエルが前方から強烈にプレッシング。苦し紛れに中央に戻したボールをダニエルが狙っていた。2−0。「インテルビュー!インテルビュー!」の大合唱が鳴り響く。
この勢いは止まらない。18分、右サイドを抜け出したJルイスが左足アウトサイドに乗せたループシュートは、飛び出してきた○22ゼ・カルロスの頭越しにゴールへと納まっていった。
前半が30秒を切るとMCの扇動で場内はスタンディングオベーション。スペインリーグではこういった光景が日常なのかと思うと身震いがした。
後半2分、Aマルキーニョとのワン・ツーからFアンドリューが4点目を挙げると、ベンフィカはファイルから6点を強奪したパワープレーを開始する。
ファイルに「どうやって守ったらいいんだろう」と嘆かせたベンフィカのパワープレーに、ブーメランは単純明快な回答を提示してくれた。
それは、「あり得ないぐらい寄せを早くする」こと。
ベンフィカがサイドの奥深くにパスを出す。すると、ボールを受けたときにはブーメランの選手が目の前に立ちはだかっているのだ。
「守り方」ではない。必要なのは「個人能力」である。
26分、Iリカルジーニョが出した軽率なループパスを、Iジョアンが自陣からダイレクトで無人のゴールへと放り込んで5−0。28分にはロジェリオが意地の1点を返すが、その後もブーメランが3点を追加して8−1で決勝へと駒を進めた。
ファイルが11点を奪われたベンフィカに、パワープレーを逆手に取ったのはあってもブーメランは7点差で下した。世界は、広い。
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