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【インターコンチネンタルカップ】 2005.04.08.
開催日:2005年4月7日(木)〜10日(日)
場所:スペイン・プエルトリアーノ
4月7日 大会第1日目 グループリーグ Bグループ 21:00キックオフ
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4 |
− |
0 |
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| 3 |
− |
0 |
ブーメラン
(スペイン) |
7 |
− |
0 |
ファイルフォックス
(日本) |
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<レポート> 北 健一郎
結果的に見れば完敗も完敗。日本で負け知らずのファイルフォックス(以下、ファイル)にとっては、世界との差を痛いほど感じさせられる体験となった。
ファイルのスタメンは優勝した地域チャンピオンズリーグから変わらずにK遠藤晃夫、M鈴木隆二、I板谷竹生、F稲葉洸太郎、J木暮賢一郎。当日の午前中はゴールクリアランスからの戦術パターンを2時間みっちりと繰り返していた。
だが、「何かできる前にやられちゃった」と松村栄寿監督が振り返るように、わずか1分足らずでの2失点。キックオフから21秒、中央からAマルキーニョが打ってきたシュートがI板谷の背中に当たって吸い込まれる。
58秒にはK遠藤のフィードキックがMダニエルに引っかかり、ドリブルで持ち込んでフィニッシュはEガブリエル。あれよあれよという間に2点差にされてしまう。「個人能力が高すぎて引いてしまった」(I板谷)ファイルは自陣の半分以下に押し込まれる。BフリオからMダニエルにスイッチしてシュートパスをファーサイドに入れるとF稲葉と競り合いながらEガブリエルが合わせて3−0。
堪らずファイルは「試合前から考えていた」(松村監督)M鈴木、A小宮山友祐、D北智之と3枚のベッキにJ木暮の守備的な布陣に切り替えて、松村監督の「一旦落ち着かせたかった」狙い通りに膠着状態に持ち込むことに成功した。もちろん、3点をリードしたブーメランがペースを落としてきたのも多分にあるのだが。
「慣れてDFできるようになってきた」(F稲葉)ものの、それぞれが対面の相手に抜かれないようにするので手一杯で攻撃までは手が回らない。
何とか持ちこたえていたが16分、キックインからMダニエルに裏を取られて4点目。さしたる見せ場を作れないまま、4−0で前半を折り返した。
後半に向けて攻撃では「J木暮に長いボールを入れよう」、守備では「前から寄せていこう」と話し合ったファイル。
「世界には通用しないことが分かった」(松村監督)ゴールクリアランスからの戦術パターンを諦めて、スローイングでJ木暮に預けるシンプルかつ現実路線に切り替えたのが奏功して「後半の最初はある程度は戦えていたと思う」(松村監督)。
前半はキャラクターに似合わず守りに奔走していたF稲葉が「(ボールを)舐めては無理だから、スピードで勝負した」ドリブルで世界一のチームにも果敢に突っかけていく。
J木暮は得意の左サイドでボールを受ける機会が増えたこともあり、積極的に1対1で勝負を仕掛ける。十八番でもある振り向きシュートも披露するなど、チームには前向きな空気が流れていた。
しかし、31分。Bフリオの低い弾道のシュートがA小宮山のつま先に当たって1点目と同じような形でのゴールを献上してしまう。
36分にもIジョアンの左足で舐めてから右足で打つ技巧的なシュートが決まって6−0。とどめは残り44秒、Cネトの糸を引くようなパスにDリモネスが左足で合わせて7点目。
I板谷は7−0というスコアを「妥当も妥当じゃないですか」と冷静に分析した。明日はヨーロッパ2位のベンフィカ戦。「何ができたか。何ができなかったのか。明日は何をやるべきなのか。それをしっかりと考えたい」。松村監督も同様の考えだ。
「(インターコンチネンタルカップは)良かった部分をつかんでいく場だと思う」。
試合前日、J木暮が「失うものは何もないから」と語っていたように、ファイルにとっては得るものしかないのである。世界一を決める大会を思う存分、成長の糧にして欲しい。
コメント:J木暮賢一郎
立ち上がりっていう話はしていたんですけど、そういう(押し込まれる)経験も少ないし、チームとしての若さが出ちゃった。世界選手権のイタリアのようだった? そのレベルのチームだし、クラブだからもっと完成されている。惜しいチャンスは4回ぐらいあったと思う。そういう場面で決めなきゃいけない。明日は守備での寄せの部分をしっかりとやっていきたい。
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