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【日本フットサルリーグ・F LEAGUE 2008 第16節・ピックアップマッチレポート】


【第16節:1月10日(土)開催 (広島グリーンアリーナ)】
<バルドラール浦安 vs バサジィ大分>
 (文:北健一郎)

  ・キタケンマッチレポート 【 1 | 2 

バルドラール浦安 1−1 バサジィ大分
2−3
3−4


4度目の正直!

 36分、浦安のS稲田祐介が3−2となる逆転ゴールを決めた瞬間、大分・M神敬治の脳裏には「またダメなのか」という思いがよぎったそうである。無理もない。オーシャンアリーナカップ、Fリーグでのホーム&アウエーと3試合全てで大分が先手を取りながら、最後は浦安の前に屈してきた。今回もまた、同様の展開だったのだ――。

 2009年1発目のFリーグは広島からスタートした。広島でのFリーグ開催は初めてだ。2日間で8試合が行われる広島グリーンアリーナは、先日最後の試合を終えた広島市民競技場や原爆ドームなど広島の名所がそばにある。

 スタンドは傾斜がついているので、ゲームは非常に見やすい。また、試合映像は流れなかったものの、天井吊り下げ式のモニターもついている。試合中の得点表示は電光掲示板を探さなくてもパッと見てわかるし、ハーフタイムにはスポンサーのCMを流していた。

 2008年終了時点での浦安と大分のチーム状態は対照的だった。

 浦安は“ワールドカップ効果”で再開後1発目のゲームで名古屋に勝利した後、ゆるやかに失速。2巡目で町田と神戸に敗れて2敗を喫し、チームからは連動性と運動量が失われた。12月14日の大阪戦からの3週間で、どれだけ立て直してきているかが注目ポイントだった。

 実質的に監督不在で2年目のシーズンに臨んでいた大分だったが、2巡目開始前に館山マリオ監督が就任すると、若い選手たちがスポンジが水を吸うようなスピードで急成長を見せた。2巡目では名古屋と3−5の大熱戦を展開するなど、Fリーグで最も勢いのあるチームといっていい。

 その大分が8分に先制する。K小曽戸允哉が中から右斜めにゴリゴリドリブルして、左ファーに出したシュートパスを売り出し中のO蒲原旭が押し込む。M神が「カモがファーに走り込むのを狙っている」というように、ドリブル突破からファーのO蒲原へのシュートパスというパターンが多かった。

 大分が歓喜に沸いた直後、浦安が同点ゴールを挙げる。相手が盛り上がっているところに、冷や水を浴びせるように決められるのは、スキを見逃さない浦安ならでは。ゴール右前でガチャガチャッとなったボールをF中島孝が先に触って、一つ突いて左足シュート。センターが金、サイドが黒という“上地雄輔ヘアー”のF中島が決めた。

 浦安は2人で挟み込もうとしてくる大分に対して、ピッチを広く使ってボールを回すことでプレスをかわしていく。すると、1−1で迎えた前半残り42秒で浦安はタイムアウト。シト監督得意の前半終了までの“ワンポイントパワープレー”を行ったが、スコアは変わらず前半を折り返した。


  ・キタケンマッチレポート 【 1 | 2 



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