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〜 第13回全日本選手権関東予選

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【第13回全日本選手権全国大会・予選ラウンド】 2008.03.01.
開催日:2008年2月29日
場所:兵庫県ワールド記念ホール
【文】菊地芳樹

第13回全日本選手権・全国大会・予選ラウンド・グループC
ペスカドーラ町田 2−2 IKAI FUTSAL
(Fリーグ・東京) 7−0 (東海第2・静岡)
9−2


 Fリーグ勢をやっつけるチームが出るのか、それともFリーグ勢が力を発揮するのか。全日本フットサル選手権注目の初日は、Fリーグ勢が軒並み結果を残す形になった。Fリーグ勢と予選勝ち上がりチームとの差。それが如実に現れたのが、このCグループの一戦だったのではないだろうか。

 町田はGKK石渡良太、FPG滝田学、I狩野新、F金山友紀、Eホンダ マルコスというお馴染みのスターターに、セカンドセットはJ宮田義人、D甲斐修侍、H横江怜、R相根澄。自陣からのディフェンスで、徹底的に守ってきたIKAIに対して、いつもようにパスをテンポよく、スピーディーに回しながら攻めていった。

 しかし、IKAIの集中力ある守りに、なかなかゴール前までボールを運べず、H横江らのミドルシュートもことごとくブロックされる。

 序盤はほとんど攻撃のチャンスがなかったIKAIだが、10分に右前に走り抜けてフリーになったJ須崎充樹が、Q山口マルコスからの縦パスを受けてシュートを決め、先制点を挙げる。直後も右サイドでM熊井直樹がフリーになり、Qマルコスにクロスが入ったが、ヘディングシュートを外してしまう決定機があった。


 町田は11分に、G滝田のミドルシュートを、GKが味方がブラインドになって見失い、同点ゴールが入る。そして、球際で激しく行くIKAIにファウルが貯まり、2度の第2PK得て、そのうち13分の1本を決めて逆転に成功した。

 ところが、IKAIもその後粘ってチャンスを連続して作り、町田ゴールを脅かした。前半終了間際の19分には、右サイドからC熊谷和夫がゴールを決めて同点。それまで何度も訪れた決定機を決められず、のけぞりまくっていたIKAIベンチも、このときは相当な盛り上がりようでハーフタイムに入る。

 それでも、1人1人の出場時間が長く、少ない選手で交代を回していたIKAIは、ここからの体力面が懸念された。


 後半、町田はIKAIのGKからのビルドアップをケアするよう、再確認して立て直し。「まず中央を閉めてピボへボールを入れさせず、近くの選手に渡したら前線から敵をつかまえにいった」(F金山)。そして、22分に、GKのパスをカットしたEホンダ マルコスから、左のF金山に渡って決まったゴールを皮切りに、ジワリジワリと点差の開く展開になっていく。24分、26分とホンダ マルコスが連続ゴール。

 IKAIは29分にM熊井が2枚目のイエローで退場となり、さらに苦しくなる。「前半すごくいい形だったので、後半もイケると前掛かりになり、薄くなったところをやられてしまった」と、IKAIのキャプテンD谷口謙二は悔やんだ。

 町田は30分にD甲斐のミドル。32分にはQ久光邦明のゴールが決まって、さらにリードを広げた。町田の軽快な動きに、IKAIがついていけない場面が多く見られるようになってくる。体力的な面もそうなのだろうが、いつもの町田のせわしないともいえるプレースピードと、矢継ぎ早に繰り出される攻守の各プレーに、IKAI選手たちの目や頭、そして気持ちがついていけてないように見えた。

 残り4分から、IKAIはパワープレーを行ったが、逆に町田が、パスカットからQ久光邦が2ゴールを決め、ハットトリックで締めて試合を終えた。


 やはり、後半の戦い方に、経験やいろんな部分で差が出るようだ。しっかりと戦いを修正して勝利した町田に、Fリーグで鍛えられた強さを感じたゲーム。それに、今日を見る限り、Fリーグのチームは相当な緊張感を持って、この1次リーグに臨んでいる様子。彼らの意地がひしひしと感じられた初日だった。


町田・F金山友紀
「初戦は難しいのは分かっていた。前半は辛抱して、後半勝負という試合。1次リーグは明日がヤマ。花巻は今年に入って調子を上げているし、ウチと差はないでしょう」

IKAI・D谷口謙二
「点差がつくまではいい勝負だったが、そこから先の勝負でやられてしまった。前半できたことが、後半続かない。ただこれで目が覚めないと。開き直ってもう勝点6を狙いたい」

IKAI・C熊谷和夫
「やはりFリーグのチームは、通常からリーグ戦で厳しい戦いをしているし、メディアのプレッシャーとかもあるので、メンタルでもフィジカルでも上でした。ただ、こうしたチームと戦えたのは、よかったし、いい経験になった。あと2試合も楽しみです」


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